「バスガイドみたい」と言われてました。

おはようございます！
連日、青空続きの新潟。
なのに、最近はデスクワークばかりで
なかなか外出できないのが悔しかった小紫です。(￣Д￣；；
・・・と思っていたら、今日は久々に、一日
外での打ち合わせ＆出張。o(^▽^)o
タクシーは使わず、足使うぞ――（笑）
さて、今日は、一昨日お伝えした
「相手に沁み込む話し方」の続編。
「間」のない話し方は、どうしても、
軽々しく聞こえてしまい、聴き手に伝わりづらい。
心に沁み込んでいかない・・・というのが
前回のお話でした。
ただ、「『間』は大事」と頭で分かっていても、
ついつい
「立て板に水」トークや「単調トーク」になってしまう方も
おられると思います。
そこで、
「どうすれば、『間』の力を活用した、
伝わる話し方ができるのでしょうか。」という質問を投げかけて、
終了したのですが・・・。
早速、数人の方からメッセージをいただきました！
その中のお一人、起業でマネージャーを務めるNさんからのコメントです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「間」をつくるには、３つのことを意識することだと思います。
・伝える相手を意識すること、
・伝えたい思いを意識すること、
・話しの速度の緩急を意識すること
ではないでしょうか。
ただ名前を連呼する選挙カ－、
商品名のオウム返しのＣＭ、通販ト－クも、
とにかく相手を振り向かせるための、
ある種の催眠状態を狙った無機質な戦略なのではないか
と思うのです。
通販番組は好きですよ（笑）。
売り子は皆、サイボ－グのようによどみない話し振りですが、
個としてのこちら側をまったく意識していないので
心に響いてこないのだと思います。（略）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うーん。鋭い！鋭いです！Nさん。
小紫が言うこと、なくなってしまいそうです（笑）
Nさんのコメントに補足させていただく形で
私の考えも伝えさせていただきますね。（Nさん、ありがとうございます！）
・伝える相手を意識すること、
・伝えたい思いを意識すること、
・話しの速度の緩急を意識すること
これはまさに、伝わる話の２大要素
■伝え手の熱意（伝えたいことがあるということ）
■伝え手のスキルと意識（相手目線）
に合致した考え方なのですね！
確かに、これらをちゃんと意識できば、
一方的な矢継ぎ早トークやまくしたてトークには
ならないでしょうね。（＾－＾）
さて、こういった「意識」や「心構え」は、
具体的な「行動」レベルに落とし込んでいくことが大事です。
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そこで、私からは、「間」の力を活用した、
伝わる話し方にするための、
具体的なアイデアを一つお伝えします。
それは
・
・
・
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
話す内容と量を思い切って減らそう！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということなんです。
シンプルですよね？
でも、これが・・・難しいって思いませんか？
そう思う理由は、「ある間違った思い込みにある」と私は考えます。
「あれも言いたい、これも言いたい！
たくさんアピールしたほうが、相手に分かってもらえるんじゃないか」
あなたにも、どこかに、そんな思いがないでしょうか？
私は　長年、そう思っていました。
とくに、アナウンサーになって３年目くらいまでは、
間のない「縦板に水」のしゃべりをしていました。（恥ずかしい！）
でも、あるとき言われたんです。
「小紫のしゃべりってバスガイドみたい。」
「単調で、響かない」
「伝わらない」・・・と。
・・・ショックでした。
必死で、考えました。上手だと思うアナウンサーの
しゃべり方を研究しました。
そこで、気付いたのが、
自分のトークに、ほとんど「間」がない
ってことだったんです。
その理由は、さきほどお伝えした
「いっぱいしゃべって、いっぱいアピールしたほうが伝わる。」という
無意識の思い込みでした。
でも、実際は、逆。
沢山の言葉を放ち続けるほどに
言葉の一つ一つは、薄く、軽くなっていました・・・。
録画した自分のトークを見ても、恥ずかしくなるぐらい、
言葉が軽々しく、軽薄に見えたんです。
そこで実践したのが、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
話す内容と量を思い切って減らす！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということだったんですね。
そのために　やったのが
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
伝えるメッセージを絞り込む
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということでした。
「このリポートの中で
自分が一番伝えたいこと、あるいは
伝えなくてはいけないことは何か」
を考え、
伝えたいメッセージを補強するコメントを
最優先。
それ以外は、時間があれば伝える・・・というように決めて
頭の中を「交通整理」しました。
最初は、抵抗感があったんですが、
結果は・・・
話す分量がグンと減った分、
「ゆっくり、じっくり話しても大丈夫なんだ」という安心感 ドキドキが
生まれました。
その結果、自分の気持ちと一体化した、無理のないペースで
話せるようになり、
自然と間やリズムがある話し方ができるように
なりました。
気持ちの余裕が、「間」となって、
それが、聴き手に受け入れてもらえるスペースを
生みだしたんですね。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・この場で自分の一番伝えたいことは何か
・メッセージを盛り込みすぎていないか
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
お客様へのプレゼンや説明、仲間への報告・・・
まずは、これだけでも意識してやってみてくださいね。
今日も朝焼けがキレイでした。
良いことが起きそうな予感が・・・。
あなたも、素敵な一日になさってくださいね！
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