フリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、

小紫真由美です。

営業の仕事をされている方と話していると、

時折、気になる「言葉」に遭遇します。

たとえば・・・

「売るための話し方のテクニック」

「買う気がないお客様を買う気にさせるコツ」

などという言葉。

 

こういう言葉を聴くと、
私は
「営業パーソンとしての立ち位置がずれているかも・・・。」と思います。

 

営業の人間が、自分たちサイドの考え方しかできず、
お客様目線に立てていないとき、こういう言葉が出ます。

営業の本来の目的は

「売ること」ではなく、

「お客様の悩みや真の欲求をくみ取り、最大限の力で役立つこと」

このことを 自分の中に落とし込んでいないと、

今、目の前の相手の困りごとを「分かろうとする」大事な姿勢を忘れ、

自分が勧めたい商品(サービス)の良さをなんとしても「分かってほしい」という説得モードに入ってしまいます。

その挙句、お客様の思い、ニーズを無視し、相手が欲しがってもない商品を売りつけるようなことになってしまうのです。

結果、相手にも大きなストレスを与えますし、
万が一、熱意に負けて購入してくれた人も、リピートする可能性は非常に低くなります。

「いい商品だから、買ってほしい」という自分視点の欲を一旦離れ、
いかにお客様の事情、価値観、考えを「分かろうとするか」

これは決して綺麗ごとなどでなはなく、商売の本質だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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お仕事の依頼を頂いた帰り道。珍しくスカートを履いていたので(普段は90%パンツスタイル)
記念に撮影しました(笑)

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