初対面で仕事につなげる!話し方&プレゼン術の専門家、
PRコンサルタントの小紫真由美です。
とあるプロジェクトで
複数のメンバーでチームを組んで働いたときのこと。
納期まで間がない仕事だったので、
互いの作業の進捗状況など、
細かく連絡をとりあいながら、みんな頑張っていました。
私は、自分の仕事が終わったら、
その内容を、メンバーのAさんにチェックしてもらうことに
なっていました。
自分の仕事が遅れてAさんに迷惑をかけたくない。
そう考えた私は、
徹夜で仕事を仕上げ、
あらかじめ聞いていたAさんの仕事用のPCアドレスに
約束の書類を送りました。
しかし・・・
待てど暮らせど、Aさんから返事がありません。
不安に思った私は、Aさんに電話。
すると・・・
Aさんから予想外の返答が!
「すみません・・・。最近パソコン開いていなくて。
私、メールって携帯のメールを主に使っていて、
PCのメールってあまり見ないんですよね・・・。」
え?
えーーーーー??
呆れるというか、泣けてくるというか・・・。
自分が見る機会の少ないメールアドレスを
仕事の連絡用として、
仕事相手に伝えるって
どういうことなんだーー(涙)
そもそも納期が迫っている中
私からのメールが来ることを分かっていながら
チェックしてないって、プロとしてまずすぎるよね?
3日も放置していたなんて、
私が徹夜して仕上げたこと、意味がないじゃないー
などなど、
様々な思いが頭の中を渦巻きました。
もちろん、私も大人ですので、
以上のような思いを、言葉を選んで丁重に
お伝えしました・・・。
幸い、プロジェクトはほかの方の奮闘もあり、
無事、成功しましたが、
なんとも、気持ちがざわつく経験でした。
Aさんほどではなくても、
仕事をしていると、たま〜に
こちらの考える「普通」と、あちらの「ふつう」が
ずれていて、混乱することがあります。
同じ言葉に対しても、とらえ方や感覚は
人それぞれですが、
チームで動いているときに
相手と優先順位や価値観がずれるのは問題。
ビジネスならなおさらです。
だからこそ、
「ちょっとこの人と私は感覚がずれているなあ」と感じたときは
何も分かっていない子どもに教えるつもりで
・念には念を押す
・確認のうえに確認を重ねる
・誤解しがちなあいまいな言葉を具体化しておく
という工夫が必要なのでしょうね。
それが、自分とは感覚が違う人や
「ずれている」と感じる人に巻き込まれないための
唯一の対応策だと思います。
どこかで お役に立てれば幸いです♪