フリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
企業さまのご依頼で、若き営業マンに
ビジネスマナーの個人レッスンをさせていただいています。
素直で「真っ白」な状態の方なので、どんどん伸びていきそう☆彡
マンツーマン研修は、アットホームな雰囲気できめ細やかに教えられるのがいいですね。
その分、気を抜けないので大変ですが、(^^;
まあ、休憩や、ちょこっと雑談を交え、
楽しくやっています。
「人を育てること」をとても大事に考えている会社、上司に恵まれて幸せですよね。
彼には感謝の気持ちをバネに成長してほしいです。
見違えるほど、ビシビシ鍛えますよーー!(笑)
=========【成果を生む職場の条件】================
もう10年ほども前のこと。
フリーランスとして独立した頃、短期間でしたが、
業務依頼を受け、仕事をしていたイベント会場がありました。
外部スタッフの私にとって、そこは、緊張感と不安でいっぱいの場所でした。
・・・というのも、その現場では、
何かトラブルやミスがあると、まっさきにその場のリーダーをはじめ、ベテランの人達が
責任者を探し、責める風潮があったから。
現場では、笑い声より、何かあったときに怒鳴る声のほうが多いぐらいでした。
そのため、スタッフの笑顔や和やかな会話も少なく、
何かトラブルが起きると(イベントはトラブルがあって当然ですが)
「これ、私の担当じゃないから。」「俺は知らない。」というやりとりが
たびたび繰り返されました。
「新米」の私は、分からない事や判断に迷うことがありましたが、
先輩やベテランの人たちのピリピリした不機嫌な態度が怖く、
話しかけることさえ、ためらわれました。
毎回、仕事が終わると、肩が異常に凝っていたことを覚えています。(汗)
何かあったら責められる、怒られる場では
面倒なことには巻き込まれたくない。
最低限、怒られない仕事をしていればオッケー
スタッフがそんな気持ちになってもおかしくありませんし、
安心感がない職場では、何かに挑戦しようという気持ちにもなれません。
ミスや失敗をしても言い出しづらいため
結果として、もっと事態が大事(おおごと)になって、損失が拡大する傾向にあるのです。
私がいた現場では、その通りのことがたびたび起きていました。
人が活躍し、良い仕事をしている職場と、そうでない職場の一番の違い。
それは、「安心感があるかないか」だと思います。
幸せな事に、ここ数年、お仕事させていただいている現場は、以前とは対照的。
楽しく、ノビノビと働けています。
スタッフは、何かトラブルがあるとき、互いに責任をなすりつけるのではなく、
助け合おうとします。
なぜなら、「お客様に喜んでもらえる良い仕事をしよう。」という思いが共有できているから。
良い仕事をするには、個人プレーでなく、
チームとして動けることが重要です。
だから、一人一人が「自分にできること」や「他のメンバーに役立つこと」を意識して動きますし、
仕事の確認や声掛けも頻繁に行われています。
「ありがとう!」「助かった!」という言葉も頻繁に交わされています^^
共に働く仲間を信頼できている。
だからこそ、安心して、やるべき仕事に集中できる。最大限、自分の力を発揮できる。
今、身をもって感じています。
人の能力を引き出すものは、恐怖感ではなく、安心感。
そして、その雰囲気を作るのは一人一人のスタッフです。
あなたはどんな環境で仕事をしていますか。