☆「伝わる力」を高め、
望む未来を実現するプロセスに伴走します☆
人も組織も伝え方(コミュニケーション)が9割
小紫真由美です。
私が運営する*ミッション実現グループコーチング*では、
メンバー同士がお互いのプレゼンを聞き、
感じたことを伝えあう時間を設けています。
ただ、この「感じたことを言う」のが、結構ムズカシイ・・・。
特に、参加したばかりのメンバーからよく聞くのが、
「うーん。何て言えばいいのか…言葉が出てこない~」
「スミマセン。全然良いこと言えなくて」
という声です。
こう感じるのは自然なこと。
多くの人は、頭に浮かんだ素朴なメッセージを伝える前に、
無意識のうちに自分でジャッジしてしまっているのです。
• 「こんなこと言ったら、考えが浅いと思われるかな?」
• 「幼稚な意見に聞こえないかな?」
• 「もっと気の利いたことを言わなきゃ…」
こんなふうに、誰よりも自分自身が
一番厳しく評価していることが多いんですよね。(;’∀’)
そんなとき、メンバーに伝えるのは
「ただ、心に浮かんだことを言ってください。」
かっこいいことを言おうとしなくていい。
褒めようとしなくてもいい。
上手にまとめる必要もない。
ただ、感じたことを素直に伝えるだけでいいんです。
ーたった一言が、相手への貢献になるー
こんなことがありました。
講師業をしているメンバーが、
仕事先での生徒さんとのやり取りを振り返って、プレゼンしたときのこと。
それを聞いていた別のメンバーが、
**「○○さん、話している間、すごく嬉しそうでしたよ!」**
と、たった一言伝えたんです。
すると、その発表者は
一瞬ハッ!とした表情を浮かべたあと、
こう言ったのです。
「・・・そうかあ、私はやっぱりこういう瞬間が好きなんだ。
人が成長していく姿に立ち会うときが
一番幸せなんだ!って気づきました。」
ただ、発表する人の表情を観察し、
「嬉しそうだった」と気づいたことをシンプルに伝えた。
その一言が本人にとって大きな「気づき」につながったんです。
いわゆるフィードバックをする際、
「深い洞察を伝えなければ」と考えがちですが、
自分が感じたこと、キャッチしたことを
言葉にして伝えることは、
その人にしかできない*貢献*だと思うのです。
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同じものを見ても、感じることは人それぞれ。
だからこそ、自分の目線で切り取ったことは、
相手にとって、大きな気づきを与える可能性があるんです。
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頭の中で、あれこれ言葉をこねくりまわす必要はありません。
ただ、自分の中に浮かんだ言葉をそのまま伝えてみませんか。
それは、あなただから伝えられる言葉であり、
貢献だと思います。