こんにちは!
アナウンサー&魅力プロデューサーの小紫真由美です。
昨日は、元ボクサーの菅谷さんから伺った
選手の可能性を引き出せる名トレーナーと、
そうでないトレーナーとの違い

についてお話ししました。
両者の違いは、
試合中の休憩時間のコミュニケーションに表れるという話を書きました。
菅谷さんによると、
「ダメなトレーナー」は、疲れてコーナーに戻ってきた選手に、
ここぞとばかり、
「ああしろ、こうしろ」と、指示出しをしてしまう。
そのため、
選手は「何をすればいいか」分からず、結果的に、
選手を混乱させてしまう(°Д°;≡°Д°;)
・・・ということでした。
では、
優秀なトレーナーは、一分間の休憩時間、
選手にどう関わるのか・・・。

きょうは、その「解答」編ひらめき電球です^^
です。
菅谷によると、名トレーナーは・・・
まず選手を休ませる
のだそうです。
つまり・・・
一分しか時間がないのに、最初の30秒はしゃべらないんだそうです!
とはいっても、わずか一分。言いたいことやアドバイスは山ほどあるでしょうに、
あえて、それを言わない。
これって、すごいと思いません?
疲れきった選手の心身を思いやり、まずは
選手に深呼吸させ、落ち着く時間を与える。
選手が「聴ける」状態になるまで待っているということなんですね。
菅谷さんは、これが相手と「ペース」」を合わせる時間だと言っていました。
そして、残り30秒で、
本当に大事なことを
 ワンメッセージ
、一つのメッセージに絞って、選手に伝える。
これが、優れたトレーナーのコミュニケーションだといいます。
言葉にすると、シンプルなようですが、実際、
これは、相手の気持ちや状況を読む冷静さと、受け止める力、
伝える力が備わった人
でないと、できないことだと思います。
絞り込まれたメッセージだからこそ、
それは、選手の心に「浸透」するはずです。
そして「何をするのか」という明確なイメージとなって、
実際の「アクション」につながるのでしょうね。
これは、まさに人を育てる方や人材育成に関わる方が
学ぶべき姿勢
であると感じました!
菅谷さんに言われた
「小紫さんのアドバイスは、名トレーナーと同じ。
本番前の、短く、分かりやすいコメントだから、すぐに 行動に移せた。」
この言葉は、私には「過分な褒め言葉」だと十分分かっています。
でも、私は、それを目指したい・・・!
心からそんな思いを新たにできた体験でした。

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