こんにちは。対話力コーチの小紫です。
なんと、うちのチビが、風邪と胃腸炎、さらに水疱瘡にまで
かかってしまいました。
日々の医者通いの中を縫って、仕事をまわしています(汗)
がんばれ、走る母ちゃん!・・・と、自分にエールをいれて、
では、今日の話題へ。
表現力のある人は、それだけで、自分の思いを詳細に、
相手に伝えることができます。
たとえば、テレビのグルメ番組。
私は、若い女性タレントにありがちな、
「すごくおいしい!」というコメント、ちょっとがっかりしちゃいます。
確かにおいしんだろうけど、実際の味をイメージできないから。
ベテランのリポーターが口にする
「脳天にしみるような甘さですね~」のほうが
「どんな味なんだろう」って、興味がそそられませんか?
これはビジネスの会話でも同じ。
表現力が豊かだと、自分のイメージをより的確に
相手に伝えることができますし、聞き手の関心度合いも変わってきます。

表現力を磨く方法として、てっとりばやいのは、
つい自分が多用している形容詞を封印する・・という方法です。
「おいしい」「うれしい」「いいかんじ」「やばい」という言葉、
便利に使いすぎてしまっていませんか?
こういう「マンネリ言葉」をやめてみるってことなんです。
例えば「おいしい」の代わりに、
「野菜の味が濃いですね。」
「サクサクした食感、やみつきになりますね。」
「香りもふくめて、ごちそうですね・・・。」などというように、
五感を駆使することで、いろんな表現ができます。(注)
ビジネスシーンであれば、
「レポート、いい感じに仕上がっています。」という代わりに、
「レポート、項目別に整理されていて、説明も分かりやすかったです。」
などというように、ちょっと掘り下げて伝えるだけで、
格段に相手の心に響くはず
です。
使い慣れた「マンネリ言葉」を、別の言葉に置き換えてみる・・・
その手間と積み重ねが、
「あなたらしさ」や個性的なトークを引き出してくれますよ♪
(注)料理の感想に関しては、「私はこう感じる」というような、
主観的なコメントがベストです。
「鹿児島の生産者がこだわって育てた地鶏だけに、
味にも主張が感じられますね。」というような「評価」や「ウンチク」は、
嫌味に聞こえますので、やめたほうがよいでしょう。(笑)

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