ミス・サイゴンのキャストに学ぶ顧客感動のヒミツ

初対面で仕事につなげる！

話し方&プレゼンの専門家、小紫真由美です。

ずーーーっと前から観たかったミュージカル「ミス・サイゴン」。

このたび、新潟初公演ということで行って参りました。

戦争を題材にしつつ、男女の愛、、親子愛を表現しきった

魅力のストーリー展開

抜群の歌唱力・演技力を誇るキャストの皆さん

場を盛り上げるオーケストラの生演奏、音響

本物かと見まがうほどリアルな映像演出や舞台装置・・・。

期待をはるかに上回る舞台に、心動かされっぱなし・・・泣きました。

正直、「この倍の値段でも、もう一度観たい！」と思います。

これぞ顧客感動ですね。

ところで、この日、もう１つ、私もふくめ観客が狂喜した出来事がありました。

それは、舞台終了後。

１度閉まった幕が上がって、出演者全員のカーテンコール。

エンジニア役を務めた駒田一さんの温かい挨拶があり、キャストの皆さんが

お辞儀をして、舞台が幕を閉じました。

 

ここまでは「想定内」の流れですよね。

そして、このあと。

感動で鳴り止まない拍手に応えるかのように、再び幕があがり、キャストの皆さんが登場。

喜んで手を叩く観客に手を振りながら、また幕が閉じます。

ひとしきり拍手を送った後、名残惜しさを残しつつも、ここで、多くの人が帰ろうとしました。

そのときです。・・・なんと、再び幕が開いたのです！

まさかの３回カーテンコール！！

だれもが感激して、この日最大の拍手の嵐が起こりました。

・・・２回までなら分かります。
２回のカーテンコールでも充分に私たちは満足していました。

それにもかかわらず、予期せぬ３回目。

全力で歌い・動き、踊り、疲れているはずでしょうに・・・。

それでも満面の笑みで手を振ってくれたサービス精神。

お客様への愛や感謝の気持ちを感じました。

同時に思った事。

きっと役者さん自身が「観客を驚かせる事」を心から楽しんでいるからこそ、

ああいうことができるにちがいない。

「サービスだ」と相手のために行う行為だけでは、限界があるし、長続きしませんよね。

お客様と一緒に楽しんでいるから、いいんだ。きっと。

ここに、私たちも学べると思うのです。

良い意味で、お客様の意表をつく演出・サービスを取り入れていますか？

商品が良いのは当たり前。

さらに、プラスアルファの「想定を超えた」サービスを考えてみましょう。

それは、一本の電話かもしれないし、１枚のハガキかもしれません。

お金をかけないでも、出来る事は色々ありますよね。

そのためには、まずは
サービスを提供する自分自身が一番ワクワクしていることが大事ですね。

私も、自分の仕事で考えてみます。

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