霧雨に濡れる高原・・・。
今日は妙高高原商工会様にて
「売り上げアップにつながる接客の極意」と題し
講演させていただきました。
参加くださったのは
地元で旅館業を営まれる方や
ガソリンスタンドのスタッフさん、
商店主の方々。
おもてなしの心を体感する
ロールプレイにも熱心に取り組んでいただき
「日々の仕事に活かしたい!という意気込みを感じました。
どれだけ素晴らしい商品やサービスであっても、
お客様の満足度を決めるのは最終的に
サービスを提供する「人」。
ビジネスマナーは、
「できて当たり前」のものであり、
マニュアルではお客様の心と通じ合う事はできません。
心に残る接客や応対をするには、
マナーやマニュアルのさらに一歩先をいくものが求められます。
では、お客様に真に喜んでいただくために何が必要か。
その答は・・・
相手の喜びを自分の喜びと感じること
それに尽きると思います。
日本には、古くより
「主客一体」という言葉があります。
それはもてなされる側のお客様と、
サービスを提供する側が、主従関係(上下関係)として明確に区別された
欧米の「サービス」とは異なるもの。
日本のおもてなしは、
もてなす側(主人)ともてなされる側(お客さま)の心が通い合い、
「会えてよかった」といえる時間を共有するものなのです。
そのためには、サービスを提供する側であろうが、
受けとる側であろうが、変わらない、人として相手を思いやる気持ちや
敬意が求められます。
でも、残念ながら、これを勘違いしている人、時々見ませんか?
「俺様は客だからこれくらいのサービス受けて当然なんだよー」
と、客の立場なら、横柄な態度が許されると思っている人(汗)
そういう人に限って
自分がサービスを提供する側に立ったときは、急に態度を変えて
お客様に 変にぺこぺこしたり、媚びたりしがちではないでしょうか。
でも、身内や部下には、横柄な態度をとってしまう・・・
お客様はこういう「素」の姿こそ、しっかり見ているんですよね。
お客様は、自分がお金を払っているから大事にされたいのではなく
「人として」真心のサービスを受けたいのです。
そんな素敵なサービスを提供するためには、
先に述べたとおり、提供する側の「心の持ち方」が大切。
でも、
「心の持ち方って言われても、あまりに漠然としていてわからない。
具体的にどうすることなの??」
と思う方もいると思います。
次回は、お客様の心に残る接客力・話し方を磨く
とっておきのトレーニング法をお伝えします。
本邦初公開!
人生が変わる、楽しくなる方法です。
お楽しみに♪