初対面で仕事につなげる!話し方&プレゼン術の専門家、
PRコンサルタントの小紫真由美です。
このたび、実弟が奈良県生駒市の市長選挙で無事当選を
果たしました。
ご支援いただいたスタッフの方々、市民の皆さんには感謝
いっぱいです。
私がようやく現地入りできたのは、投票日の前日。
朝から晩まで、弟のそばで
ビラ配りや投票呼びかけの
手伝いをしつつ、
すぐそばで
弟の演説(スピーチ)を聞くことができたのですが・・・
正直、非常に驚きました。
身内の私が言うのもなんですが、想像以上に、
心を動かされる、とても良いスピーチだったのです。
スピーチを聴いていた周りの人も
「最高だね」「伝わってくるね」と言ってくださいました。
私は、10数年前、自分の結婚式のパーティーで
弟にスピーチをしてもらいましたが、
その際は、緊張からか
目線は聴き手に合わせず、上を向いたまま。「えー」を連発する、お世辞にも
「上手い」といえるものではありませんでした。
年月が経ったとはいえ、なぜ別人のように
人を引きつけ・動かす話し方ができるようになったのでしょうか。
それは、弟が
市民の皆さんに心から伝えたいことがあったから
さらに
市民の皆さんの思いや悩みを理解し、共感していたから
だと思います。
そのうえで、
分かりやすい言葉で、どんなふうなまち作りをしていくか
自分の言葉で、具体的に語っていました。
これらは、伝わるスピーチ・話し方で一番大事な事です。
どんなに滑舌よく、効果的なジェスチャーで「上手に」話せていても
話している中身が、心に響かないようでは、目的は達成できません。
上で述べた 伝わるスピーチの条件。
お気づきかもしれませんが、これらをクリアするためには
「準備期間」が必要です。
・聴き手のことを知る時間。
(足を運んでの対話や視察)
・孰考を重ね、自分の意見を構築していく時間。
・ライバルの論点を研究・検証する時間。
・聴き手に伝わる言葉に落とし込む時間
・実践と修正を繰り返す時間・・・などなど。
これらに集中し、時間をかけることによって、
自分しか語れないスピーチに研ぎあげることができるのでしょう。
スピーチ本番よりずっと前から
真に何を願い、どう過ごしてきたか、それが勝敗を分けのだと思います。
政治家だけでなく、
教師
経営者
営業や販売の仕事についている方・・・
どんな立場・職業であれ
人と関わる立場にある方であれば、
そのまま通用する話ですよね。
私も自分の人生を切り取ったような、自分にしか伝えられない言葉で
伝えられる人でありたいと思います。
そうそう。選挙・・・といえば、こちらの本はとても勉強になりますよ!