伝わる話し方&聴き方の専門家 小紫真由美です。

今日は、仕事の打ち合わせと
子どもの塾へのお迎え時間が重なり、
ちょっとバタバタの一日でした。

こういうときは、段取りが大事。

お味噌汁や煮物、
カツオのみりん漬けなど、簡単メニューを用意して出かけたら

帰宅してすぐに食べられます。

いかに段取りをするかで

後々の「ラクさ」が決まります(笑)

主婦の皆さんは、共感していただけますよね^^

☆★☆━━━━━━今日のレッスン━━━━━━━━━☆★☆
     
     【よくある!これが伝わらない話し方】

この夏は、
高校生に、就職の面接指導をする機会が数回ありました。

面接でよく聞かれる質問の1つが

「高校時代、頑張ってきたことを教えて下さい」

というもの。

高校生達は、
これに答える中で、100%、自分の長所や実績をアピールする必要があります。
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講義中は、あくびをしたり、無駄話をしたりしている生徒も、
本番を模した面接ワークでは、真剣そのもの。

ガチガチに緊張している人がほとんどです。

人前で話す緊張感はもちろん、
この練習が、採用試験に直結しているからこそでしょうね。

初々しい表情に心打たれ、こちらも必死でアドバイスします。
いわば「親心」に近い思いで・・・。


さて、今日は、面接実習で、
生徒達の多くがやっている「失敗例」を

シェアしますね。

これ、大人もやりがちですから。
その失敗とは・・・
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自分だけが知っている話題を
相手も知っているような気になって話してしまう
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というもの。
たとえば、こういう話をしてくれた生徒がいました。
「私は、体育祭の際、
パネル作りのリーダーとしてチームをまとめ、頑張りました。」
これを聞いた瞬間、私の頭の中に「???」の記号が・・・。

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パネルって、そもそも何?
ーーーーーーーーーーーー

伝えている本人と同じ世代の人や、その親、学校関係者であれば、
説明なしでも、これだけで分かることなのでしょう。


しかし、20数年も年上の私やそれ以上に年配の

面接官に、
「通じる」内容かと言えば・・・


答はNO


でしょうね。

「パネル」ですから、展示するものなんだろうな・・という
推測はつきますが、あくまで推測です。

そう。

あなたが伝える相手は、話を初めて聞く人。
だから、あなたと同じ知識を持っていない。

だから、

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パネルとは何をさすのか。
どんな大きさ?
それは何の役割を果たすの?
どうやって作るの?

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事実を全く知らない人でも
分かるように、こういう説明をする必要があるのです。

しかも簡潔に。

こう言うと、生徒さんも「あーーー」と納得していました。^^

きっと、「そんなこと、誰でも分かっているはず」と
思っていたんでしょうね。

でも・・・他人事として笑ってる場合ではないかも。(汗)

相手が分からない専門用語や話題、
ついうっかりと、使っていませんか?

せっかく素晴らしい実績があっても
「言っている事が理解できない」と思われたら
評価さえしてもらえません。

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何かを伝える際は、
相手と情報や知識を共有した上で
伝える
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面接はもちろん、商談やプレゼンでも、これは大事!
お互い、いつも心がけたいですね。

今日は以上です^^

それでは、また。

良い週末をお過ごしくださいね。

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