伝わる話し方&聴き方の専門家 小紫真由美です。
土曜日は、司会としては、今年最後のお仕事でした。
これまで担当させていただいた司会は５００件を ゆうに超えるでしょう。
司会の仕事とは
単に「進行のお手伝い」をすることではなく
お客様のお気持ちや大事にしているものをくみ取り、
それを、本番の舞台で表現していくお手伝いです。
結婚披露宴であれば、
・新郎新婦がゲストの皆様に何を伝えたいのか
・ご両親への思いは？
・この場をお二人がどんな場にしたいと願っているのか・・・
など、お客様の求めている事をつかみとり、
会場とお二人、あるいはゲスト同士の橋渡しをしていくこと。
ですので、見た目、進行やスケジュールに大差なくても、
一つ一つの披露宴で司会者の話す内容、声の使い方、繰り出す言葉などは
全て異なります。
新郎新婦にとっては、人生でたった１度、やりなおしの効かない舞台。
だからこそ、私も毎回緊張やプレッシャーを感じながらマイクに向かっています。
「お二人やゲストの皆さんにとって最高の場にしたい」と願いながら。
緊張を感じつつ、真剣にぶつかる仕事だからこそ、
終了後、「お願いして良かった！」と言われたときの喜びはひとしおです。
そして、お二人に感情移入するからこそ、
毎回のように、涙腺が緩んでしまいます。（年のせいかもしれませんが・・・）
たまに、司会者は
「同じ事を毎回繰り返している」と思っている方もいるようですが、
・・・ありえません！！（笑）
ありがたいことに、
司会もセミナー講師も、コンサルタントの仕事も・・・
すべて、「マンネリ」とは無縁です。
私、楽な仕事で楽しかった事は一度も無いんですよね。
「わあ、大変。」「気が抜けない！」
そんな仕事ほど、
無我夢中で打ち込め、
達成感が強く
お客様には喜んでいただけて、
私自身も成長できる。
大変な仕事こそ、受け取る物が大きいと感じます。
お声がかかる限り、マイクの前に立ちたいものです＾＾
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