伝わる話し方の専門家、小紫真由美です。
先日、開催した「名刺交換営業術」セミナー。
受講者は 女性1名、男性が12名という、
圧倒的に「男性カラー」の空間でした。(ここまで男女比が偏ることも珍しい)
参加くださった男性の皆様は、
表情をあまり顔に出さない、どちらかというと寡黙な雰囲気の方が多く、
ただ1人の女性が元気でハキハキと話される姿と対照的でした(笑)
これは、決して決めつけるわけではありませんが、
女性に比べて、男性は、気持ちを言葉や態度で表現するのが苦手な方が多いと感じます。
実習の1つ、「笑顔のワーク」でも、やりづらそうにしている方、戸惑っている方が複数いらっしゃいました。
また、こちらの問いかけに「うんうん」とうなづくような、
分かりやすい反応が少なかったので、
講師としては、
「皆さんが聴きたいことを話せているだろうか。満足してもらえているだろうか。」
と、結構、気になりました(汗)
※ちなみに、「反応があったほうが嬉しい」というのは、
講師側の勝手な感想です。
受講される際は、普通に、ありのままでお過ごしくださいね☆
さて、講義終了後。
「今回はベテラン営業マンの皆さんが多かったから、もっと高度な内容でも良かったかな・・・。」
そう思っていた時です。
何人かの方が、私のところにやってきて
「先生、とても勉強になりました。」
「今回、受講して『得』しました。」と、口々に好意的な感想を言ってくださったのです。
えーーー!
そんなふうに思ってくれていたんだー!ヾ(=^▽^=)ノ
驚くとともに、とても嬉しくなりました。
「反応が少ない=満足いただけていない」と思うのは間違いですね。
全体のアンケート結果も好評で、
いかに自分が、「見た目や表情」に影響されていたか分かりました。
相手の表情や態度を観察し、それに合わせて話し方を調整することは
大事です。
でも、それが度を超して、相手の一挙手一投足を気にして
「こう思っているにちがいない。」などと決めつけてしまうのは、明らかに「行き過ぎ」ですね。
一生懸命考えているからこそ、固い表情になってしまうことだってありますから・・・。
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気にかけることは大事だけれど、振り回されない。
一番大切なことは、その場で自分がやるべきことに集中すること。
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そんなことを感じた経験でした。
ホント、毎回、毎回が勉強です^^