伝わる話し方の専門家、フリーアナウンサーの小紫真由美です。
先週末からの3連休は、すべて司会のお仕事でした。
21日(月)は、地元商店街のイベント「古町誕生祭」。
その中の「SWCにいがた健幸トーク」で司会をさせていただきました。(向かって左端です)
イベントの目的を考えながら、
パネラーの皆さんの魅力や役割が活かされるよう、
場の交通整理をはかる、司会の仕事。
楽しく、やりがいがあります☆
パネラーのお一人、地域活性モデル、今井美穂さんと。
その美しさはもちろんのこと、
今井さんの周りへの気配りのしかたやコメント力など、とても勉強になりました。
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さて、今日は 元局アナとして思うことを書いてみます。
それは、アナウンサー志望の若い方から、たまに聞かれる、この質問のこと。
「小紫さん、私も努力したらアナウンサーになれますか?」
以前は、こう尋ねられるのがちょっと苦手でした。
だって、まともに考えたら「アナウンサーになれる」も、「なれない」も、
私には分かりませんから。
だから、まともに答えようとして苦しかった(笑)
なんとか相手を元気づけたいと思って、
「出来るだけのことをやって、思いっきりぶつかってみたら?」とか
「健闘を祈っています。がんばって!」などと返していたのですが、
あるきっかけがあり、自分が一番伝えたい言葉が見つかりました。
それは・・・
「努力したら、アナウンサーになれる可能性は確実に高まる。
もちろん、努力したのに報われないことだってある。
でも、努力しないことには、夢は実現しないと思うよ。」
考えてみれば、
尋ねてくる相手も、「なれるのか、なれないのか」を
私にまともに答えてほしいと思っているわけではないのでしょう。
夢が実現する可能性を感じたい。希望を持ちたい。
それが質問の真意ではないでしょうか。
そんな思いを受け止めて、前に進む後押しをする。それが大事なんだと思います。
ちなみに、これは、アナウンサーだけに限った話ではありませんよね。
がんばったら、努力したら、○○になれますか?
◎◎は達成できますか?
すべて同じことが言えるよ想うのです。
結果は必ずしも保証されていません。
でも、それに向けて動かない限り、
結果が近づいてくることはないですよね。
私も、あなたも・・・前に進むしかないんです☆
Make it happen !