新潟在住のフリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
公私ともに・・・体力勝負の4月、、、折り返し地点を過ぎ、まだ走っています(笑)
自分の仕事・活動以外にも、子どもの習い事た空手の大会もあり、
さらに、私以上に忙しい夫の協力も期待できず、、、(涙)
毎日にように、気合いを入れなおしています。
エイヤッ!
さて、、、
この時期、集中するお仕事が、
新入社員の皆さんに
社会人としての意識やビジネスマナーをお伝えする研修です。
今月に入り、東京や名古屋で私も研修させていただきましたが、
教える立場の私自身が 「大事なこと」を教わる、有難い体験でした。
中でも、一番の勉強になったこと。
それは
「自ら学ぶ姿勢のある人」の素晴らしさでした。
幸いなことに、今年私が担当した新入社員の皆さんは、総じて
学ぶ意欲が旺盛な方々でした。
もともとの知識レベル、理解力も高い方が多かったということもありますが、
それ以上に、私が心打たれたのは、
言われたことだけをやろうとするのでなく、
「なぜそれをすることが大事なのか」を自分の頭で考える人が
何人もいたこと。
そのことは
「さきほど、このように教わりましたが、こんな場合はどうでしょうか。」
「私はこんなやり方もあると思うのですが、いかがでしょうか。」といった
こちらが 想定していなかった質問の多さで分かりました。
与えられた答だけに甘んじず、
自ら、新たな答を求める姿勢の表れですね。^^
ちなみに、たびたび質問をしてくれた受講生は、
その後のロールプレイの際、自身が学びとったことを、しっかり活かせていました^^
質問に対し、考え、答えることで、私自身も新たに気づかされたことがいくつもあります。
なにより、彼らの姿勢が、
私の中の、「教えたい」「育てたい」意欲を存分に引き出してくれました。
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受講生が一方的に教わるのでなく、
双方向のやりとりの中で、その場にいる皆の学びが、予定していた範囲を超え、
どんどん広く、深くなっていく。
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理想的な学びの姿です。
そして、これは、研修だけでなく、ビジネスの現場、組織内のコミュニケーションにおいても
望ましい姿だと思います。
受け身でなく、自ら積極的に学ぼうとする人材は、
彼らを育成する立場の人間の「教える力」「育てる力」を引き出します。
また、彼らの素朴な疑問が、チームに新たな視点や改善点を提供し、現状を打破するきっかけを
作ることもあるでしょう。
このような人材は周囲からも一目おかれ、信頼されることは間違いないと思います。
ここまで書いてきて気づきましたが、
これは何も新入社員の方に限った話ではないですね。
教わるのでなく、
学ぶ場を自ら求めていく。
なぜ、そうするのか。
本当にこの方法がベストなのか。
もっと良いやり方はないのか。
自分や周りに問いかけて、より良い仕事をしていく。
フレッシュマンの皆さんが教えてくれた私自身、そんな意識を持ち、働いていきたいと思います。
研修終了直後に見た夜桜。
色っぽかったです。 名古屋にて。