新潟在住のフリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
久しぶりに、お肌の手入れをするため、行きつけのサロンに行ってきました。
そのサロン、スタッフの方の対応が、「ちょうど良い」のです。
言葉遣いや礼儀はきちんとしているのですが、堅苦しくなく、温かい。
親しみやすいのですが、なれなれしくない。
とても気持ち良く利用させてもらっています。
そして、サービスを受ける側として「心地よい」と感じる1つの理由を今日発見しました。
それは施術を受けている際のこと。
担当の女性から、こんな風に言われたのです。
「お肌をちゃんとお手入れしてくださって、ありがとうございます。」
自分のためにやっていることですので、スタッフの方に御礼を言われるとは、、、。
ちょっと意外な気がして、
思わず、「いえいえ、とんでもないです。」と返すと、
彼女はこう言うのです。
「日頃、ちゃんとお手入れするって意外と面倒に感じると思うんですよ。でも、こうやって丁寧に
(肌を)保湿してくださっていると、こちらもお手入れしやすいですし、効果も出やすいんですよ。」
それを聴いてちょっと嬉しくなりました。
私自身が心がけて続けていることをちゃんとわかってくれていて、
その努力を認めてもらった。
ささやかですが、それをちゃんと伝えてくれる。褒めてもらえる。
それって、やはり嬉しいこと。
考えてみれば、このサロンでは、他のスタッフからも 小さなプラスメッセージを今までも
もらっていたことに気づきました。
もしかすると、このサロンでは
「お客様に 感謝や共感の言葉、努力を認める言葉を積極的に使いましょう。」と教えているのかもしれません。
でも、たとえマニュアルであろうがなかろうが、
私に伝えてくれる言葉が
本気で私だけに向けられた言葉であれば、それは、確実に心に響くのだと感じました。
相手の変化、成長をちゃんと見て、しっかり伝える。
それは、間違いなく 相手のエネルギーになり、あなたへの信頼感になります。