新潟在住のフリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、 小紫真由美です。
2月16日、村上市山北(さんぽく)商工会青年部主催のセミナーで講師をさせていただきました。
羽越本線で到着したのは
新潟県最北端、村上市府屋(ふや)駅。
ここ最近、雪の影響で羽越本線はしょっちゅう運休していたので、無事来られて良かったー^ ^
隣の駅は山形県です。^^
本番まで1時間半以上早くに到着。
商工会の一室でゆっくりと待たせていただきました。
当日アテンドしてくださったのは、まだ20代半ばで、講演を担当するのは今回が初めてというSさん。
全身から仕事への熱意やひたむきさが感じられ、好感が持てました。
そのセミナーですが、
音響設備の不調で、講義中、マイクの電源が急に切れることが何度か続きました。
講師としては、それはそれで(笑)アドリブ対応し、講義そのものは無事終了。
ただ、Sさん自身は、マイクのトラブルが、かなり気になったらしく、
帰りに駅まで送ってくれる車中も、
「失敗してしまいました。」
「事前にマイクチェックした時は、問題なかったのですが、、、」
と、少し落ち込んだ様子でした。
私は、
「Sさんだけの責任ではない。」
「ああいうことは、よくあること。この経験を次に活かせばいい」
「私も今まで山ほどミスをした、、。」
などと伝え、自分の失敗談を披露しました。
「先生でもそんな失敗されるんですね。ちょっと元気出ました。」と言うので、
「今思えば、失敗したから、成長できたことも多いです。」と伝えると、
「失敗を成長に活かすためには何が大事ですか」と尋ねられました。
うーーん。どこまでも真摯なSさんです。^^
質問されたので、私なりに考えて、答えました。
「失敗を成長に活かすには、、、、ですね。私の場合、
失敗した直後は、思いっきり落ち込むんですが、そのあとで、変に自分をなぐさめない、言い訳しないように心がけています。心の中で言い訳しますけど(笑)
そして、
何が失敗につながったのか、どうすればよかったのか、しっかり考えるかなあ。
最後に、「この経験を今後どう活かすか」を自問自答する、、、って感じですかね。」
他にも、つい熱くなって、エラそうにしゃべったかも。(笑)
Sさんは「ああ、なるほど、そうなんですね・・・。」と何か感じてくださったようでした。
答ながら改めて思ったことは、
ミスをした際のキモは、いさぎよく、思いっきり落ち込むこと(笑)だと。
こんなこと言いながら、同じような失敗、しちゃうこともあるんですけどね。
今日、Sさんから温かい御礼メールをいただきました。
伸びしろいっぱいの若い人って眩しいな!
私も、失敗をどんどん塗り替えていきたいなと
思ったのでした。
感謝☆