伝わる話し方の専門家、小紫真由美です。
長野に行ってきました。
(長野よりも「信州」と言いたくなるのは私だけでしょうか?)
遥かなるアルプスの山並み。澄み切った空。
思わず伸びをして、深呼吸したくなる景色に包まれ、心もどんどん開放されます☆
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私の旅のテーマは「出会い」。
自分の想像を超える自然との出会い、
旅先で出会った人々との触れ合いを通して、
何事にもとらわれない「ありのままの自分」と出会えることが、
旅の醍醐味(だいごみ)です。
自分と出会う・・・なんて、なんだかスピリチュアルな表現をしてしまいましたが(笑)
とても現実的な話です。
見ず知らずの土地に行くと、
普段の役割や肩書きを離れて
「あるがままの自分」が解き放たれます。
自分が、とても無邪気で、快活なことに気づきます。
子どものように、ただただ無邪気な感覚のままに過ごしていると、
自分が何に惹かれるのか、何に満たされるのか、、、といった「自分らしさ」が、ハッキリします。
(その逆に、何が苦手で、何が嫌なのかも分かります。)
好き、嫌いのアンテナが研ぎ澄まされる感覚です。
そして、「ああ、私って、本来、こういう人間だったんだなあ」と思い出せたり、
日ごろの仕事や人間関係の中で、
本来の自分らしさをちょっと抑えて、無理していることに気づけたり、
逆に、何か迷っていた課題について、「自分らしさ」を軸に、判断を下せたりします。
旅の効用として、「環境を変えると気分が変わる」ことを挙げる人が多いですが、
私の場合は、「無邪気な自分らしさ」を取り戻せることが、一番の喜び。
今回も、
お世話になったペンションのスタッフの方々や、まるで桃源郷のようなスポットで
出会ったカフェのご主人から、
「こういうの、良いなあ。」「素敵だなあ。」と感じる、たくさんのインスピレーションを頂きました。
良き出会いと大自然のパワーを全身に浴びたおかげで、
帰ってきてからは、以前に増して、与えられた仕事に意味とやりがいを見いだせています。
「桃源郷」を一望できるカフェで頂いた 至福の一杯。
ご主人は、退職後、「自分が大好きな場所で過ごしたい。」と、
山小屋を改装し、奥さんと一緒にカフェを開いたそうです。
私が行ったときは、「外の空気を吸いながらコーヒーが飲みたい」という
お客様の要望で、木のベンチを作っていらっしゃいました。
自分の好きなことを出来る範囲で、楽しみながら(これ、大事!)やることが
お客様にも喜ばれる
こういう仕事が理想です☆
理想に近づけるように、
自分の中の「無邪気」を大事にしたいと思います。