伝わる話し方の専門家、小紫真由美です。
先日、講演で福井市に行った話の続きです。
福井駅に着いて、まず驚いたのは、
駅の内外で見かける沢山の恐竜たちでした。
駅のベンチに座るフクイラプトル。
駅の壁には巨大な恐竜の絵。
動いて「おたけび」をあげる恐竜の像・・・。(動画でお見せ出来ないのが残念)
福井県では恐竜の化石が発見されたこと、恐竜博物館があることは知っていたけれど、
このアピールは良い意味で予想外。
惹きつけられました☆
特にすごいと思ったのは、そのPRのしかた。
多くの自治体では、
観光スポットをPRする際、ホームページやパンフレット、
または派手なポスターや看板で宣伝したり・・・というパターンが多いのではないでしょうか。
でも、福井では
一方的なPRではなく、
見る側が、ハッと足を止め、写真を撮りたくなる仕掛けを、あちらこちらに作っていました。
つまり、「え?何々?」と興味を持たせて、「面白そう!」って巻き込んじゃうですね。
そこには、一方的な押し付け感はなく、
一緒に楽しむワクワク感があります。☆
恐竜さんがベンチにいたら、めったに自撮りしない私も・・・
思わず記念撮影しちゃいました。(笑)
で、写真を撮ったら、今の時代、SNSで友達にシェアしますよね。やっぱり・・・^^
こうやって、福井が「恐竜王国」であることがどんどん広まっていく・・・という流れ。☆
相手を楽しませながら、巻き込むというPR、
とても勉強になりました。
写真を見た息子は
「いいなあ〜。オレも行きたい!」と身悶えています(笑)
さて、PRといえば・・・は
次回はどうしても書きたい「市町村のPR」についてお届けしますね。