「伝わる話し方の専門家」、小紫真由美です。
ここ最近、首から肩にかけての痛みに悩まされていました。(;´Д`)
行きつけの整形外科や整体院に何度か通ったのですが、
今回は、今一つ、効果が実感出来ていません。
そんなわけで、さらに「効き目」のありそうな治療院はないかと
ネット検索していたところ、
多数の「お客さまの感謝の声」が掲載されている整体院を発見。
早速、電話で問い合わせてみました。
コールしてすぐに聞こえた
「おはようございます!〇〇整骨院です!」という
第一声に、心をつかまれました。
元気なうえに、温かさ・優しさを感じる声だったからです。
その後のやり取りです。
「あのー。首と肩が痛くて、出来るだけ早く診ていただきたいんですが・・・。」
「そうなんですね・・・。明日か明後日の〇時なら開いていますが、いかがですか?」
「ああ、どちらも予定が入っています。」
「ああ、そうですか・・・。なるだけ早い方が良いですよね。
・・・お客様、急ですが、今日の午前中はいかがですか?〇時からなら、なんとかお時間とれます!」
「行けます!今日、よろしくお願いします。」
この一連のやりとりでも、終始 私の痛みや辛さに寄り添い、
「何とかしてあげたい」という気持ちが、お相手の
「声の表情」から感じられました。
実感したのは、
人は声だけで癒され、力づけられる
ということ。
この痛みがいつまで続くのか・・・」と、ふさがっていた気持ちが
スッとラクになり、「良くなりそう」という期待まで持てたんです。
すごいパワーがあるんです。声って。
そういえば、今回と「真逆」の体験をしたことも。
ある病院に問い合わせをした時のこと。
電話に出た受付の方の声が、とても冷たく、投げやりな印象だったのです。
不安な気持ちで電話していたのですが、
その対応で益々、気分が落ち込み、
とても、その病院でお世話になりたいとは思いませんでした。
病院や治療院に電話してくる人の多くが
何か不調や不安を抱えていたりします。
そこで暗くネガティブな声で対応することは、
想像以上に、お客様や患者様にダメージを与えかねません。
人を元気にする仕事に就いている方は、
どうか、ご自分の声や話し方を意識してほしいと思います。
相手に寄り添う声は、まるで包帯のように相手の心を「手当て」しますから。