☆「伝わる力」を高め、
望む未来を実現するプロセスに伴走します☆
人も組織も伝え方(コミュニケーション)が9割
小紫真由美です。
【「ありがとう」と言いづらかった理由】
先日、スマートフォンの動きが悪くなったので、
ネットで調べた修理店に行ってみました。
バッテリー交換が必要とのこと。
40分後に取りに来てくださいと言われたので、
時間を潰してからお店に戻りました。
店頭では男性スタッフが対応していて、
私の前に別のお客さんがいたので、
待っている間、何となく店の奥に目を向けました。
すると、、、
最初に対応してくれた女性スタッフが、
電話しながら、スマホを修理しているのが見えました。
大きな声なので話の内容が筒抜け。
周りをはばかる様子もなく、
家族の話や友人の噂話をしながら、手元の作業進めています。
・・・急に不安がこみ上げてきました。💦
私のスマホも、こんなふうに「ながら作業で」修理したのかな。
別のことに気を取られていて、もしミスがあったらどうしよう?
男性スタッフも、女性を注意するでもなく、そのことにもモヤモヤ。
幸いスマホは、動作確認も問題なくホッとしたのですが、
帰り道も、モヤモヤは続きました。
その女性スタッフからすれば、
バッテリー交換や修理は慣れている作業で、
ひょっとすると、目をつむっていてもできる事かもしれない。
事実、スマホに問題があったわけじゃない。
それでも、気持ちよく「ありがとうございました。」って言う気にはなれませんでした。
(一応伝えたけれど )
改めて思いました。
お客さんは、ただ商品やサービスを受け取れば満足するわけじゃないんだなあと。
「この人なら大丈夫」という信頼や安心が大前提なのだと。
多くの企業や事業主の方が「お客様に喜んでもらう」ために、
商品そのものの魅力を高める努力をしているはず。
でもそれは、「安心感」とセットになって、
初めてお客様の「満足」につながることを、身をもって感じました。
接遇やコミュニケーションの本質って、そこにあるんだなあと、
自分の仕事の意味を考える機会になりました。