☆「伝わる力」を高め、
望む未来を実現するプロセスに伴走します☆
人も組織も伝え方(コミュニケーション)が9割
小紫真由美です。
ひょんなことから
東京品川にあるレストラン「カンテサンス」に
行く機会に恵まれました。
ちなみに・・・カンテサンスは
ミシュランの三つ星に選ばれ続けている
お店で、
岸田シェフは
ドラマ「グランメゾン東京」の
料理監修を務めたことで知られています。
そんな名店に、
なんで私が行くことになったのか?
実は、
義弟が、わが妹の誕生日を祝うため、
やっとの思いで予約をとったのですが、
うちの母も招待することにして、
3人分の席を取ったのです。
しかし、母が急に行けなくなり、
代わりに私が行くことになったのでした。
まさに棚からぼたもちです。( ̄▽ ̄)
そんなわけで、
ドキドキしながら当日を迎えました。
数少ない経験から
フレンチといえば
「バターや生クリームを多用したこってりした料理」
というイメージを持っていたのですが、
そんな想像は、あっという間に覆されました。
ドラマにも出てきた
看板メニューのヤギ乳のババロアや
赤ワインのソースが後を引く牛肉のステーキなど、
一品一品が、
素材の旨みを活かしきるよう調理されていて、
食材同士の組み合わせから生まれる
楽しいハーモニー。
一口いただくたび、
顔を見合わせては、会話が弾みました。
料理の素晴らしさに加え
それを支えるスタッフの立ち居振る舞いも
一流でした。
たとえば お料理が運ばれてくる
タイミング。
私たちが一品を食べ終わり、
会話を交わし、間が空いた瞬間を
見計らったように
スタッフの方達が、3方向から同時にサーブしてくれます。
こちらの様子を観察しているからこそ、
できる動きだと思いますが、
間合いがスムーズなので
会話を遮られる感じもせず、心地よいのです。
いわゆる「有名店」に出かけた際、
場の持つ独特の緊張感を感じ、ヒソヒソ声で話すような
経験もあったのですが、
カンテサンスでは、
スタッフの方々の穏やかな笑顔や
自然な対応のおかげで、終始リラックスして過ごせました。
(お店のHPからお借りした写真)
お店に入る前は、できれば
一品一品を写真に収めたいなと思っていました。
でも
目の前のお料理やその場の雰囲気に魅了され、
とても
スマホを取り出す気が起きませんでした。
(そもそも撮影はNGだそう)
そのおかげで
「今、ここ」に意識を向け、味わうことができた。
それが本当に良かったと思います。
美味しいお料理を前に、
スマホで撮影することが、なかば習慣になっていましたが、
それが行き過ぎると、
今、その場だからこそ味わえるものを
逃してしまうかもしれない。
そう感じました。
食事に限らず、
日々の暮らしでも
「今、ここ」に意識を向け、もっと五感で味わう。
そのことで、もっと豊かな気持ちになれる気がします。
そんなことに気づけたこの日のことは
ずっと記憶に残りそうです。
お店の前で。目を閉じているのが残念^_^;