☆「伝わる力」を高め、
望む未来を実現するプロセスに伴走します☆
人も組織も伝え方(コミュニケーション)が9割
小紫真由美です。
少し前、
夫がネットで冷凍のホタテを大量に注文しました。
(夫の好物です)
ある日、息子のお弁当にホタテのバター焼きを入れようとしたら、
意外な一言が返ってきました。
「入れなくていいわ。俺、あまり好きじゃないんだよね。」
普段、何でもおいしく食べる息子には
珍しい反応です。
さて、このホタテをどうしよう?
ふと思いついて、
「カレーなら食べられる?」と聞いてみたら
即答で「うん。」
ちょっと贅沢だけれど、ホタテカレーを作ってみました。
香辛料のおかげで魚介のクセが消えたせいか、
息子はしっかり完食。
とりあえずホッとしました。
さて、今朝のことです。
夫が「今夜、ホタテの漬け丼が食べたい」と言いました。
「○○(息子の名)は、ホタテ嫌いだから、
パパの分だけ作ろうかな」と言ったところ、
すぐそばにいた息子が驚いたように言いました。
「俺、ホタテ嫌いじゃないよ!」
えっ???
「でも前に、お弁当に入れないでほしいって言ってたよね?」
「いやいや、バター焼きは冷めたら美味しくないと思って言っただけで、
ホタテが嫌いなわけじゃないから!」
そうなのー?完全に誤解していた!!
この日の夕飯-漬け丼ー
ー「聴く力」の大切さー
「冷めたホタテのバター焼きはあまり好きじゃない」
という息子の真意を
私は「ホタテは好きじゃない」と勝手に変換してしまっていたんです。
もし息子が指摘してくれなかったら、
私はこの先もホタテメニューで悩んでいたでしょう。^_^;
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こういう「意図のズレ」って、
日常の色んな場面で起きているかもしれません。
食べ物の話なら笑い話で済みますが、
仕事の場面だったらどうでしょう?
ー仕事の現場でもよくある誤解ー
私自身、仕事をしている中で、こんな場面に何度も遭遇しました。
✔ 「あなたは確かにそう言った」vs「そんなことは言っていない」
→ 言った・言わない問題でトラブルに発展
✔ 相手の意図を誤解し、違う方向に仕事を進めてしまう
→ 訂正・やり直しに手間も時間もかかって、
信頼関係にヒビが入る
ただの「確認不足」、「聴き間違い」が、大きなダメージにも
なってしまうんですね。
ー「確認する習慣」をつけようー
誤解を防ぐ一番の方法は、
「自分は簡単に聞き間違える」と自覚し、
確認する習慣をつけることだと思います。
例えばこんなフレーズを使うだけでも、
誤解はぐっと減るはず。
✅ 「今言ったことは、こういう意味で合っていますか?」
✅ 「もう一度確認させてください。」
仕事でもプライベートでも
親しい間柄こそ、
「分かったつもり」になりがちなので、
しっかり確認することにします。
今日のお話が、少しでも参考になれば嬉しいです!