自分らしさで愛され、望む未来を実現する☆
元テレビ局アナウンサー
伝え方&マインドコーチ
小紫真由美です。
今日はちょっと辛口で失礼いたします。😅
講座やレッスンの広告などで
「こんな私でもできたんだから、あなたにもできます!」
という類(たぐい)のフレーズを見たことはありますか?
私はこれまで何度か目にしたのですが、
そのたびに、正直、、、
ちょっとモヤモヤしちゃうんです。🤔
「自分ができたから相手も出来る」という
パッと見、心強いこの主張、
実際は何の根拠もないからです。😑(辛口ーー🔥)
それって
「あなただからできた」だけかもしれないし、
「たまたまできた」だけかもしれません。
大事なことは、
「あなたにもできます!」と言うことじゃなく
「誰がやってもできる」と
という『再現性の根拠』を示すことではないでしょうか。
たとえば、こんなコーチだったら…?
あなたが水泳を習いに行ったとします。
コーチはオリンピック選手並みに泳ぐのが得意。
そして、こう言います。
「こうやって泳げばいいんだよ!」(サッと泳ぎを見せる)
「こんな感じでやってみて!」(ふわっとしたアドバイス)
あなたは見よう見まねでやってみますが、
なんだか上手くいかない…。
するとコーチは、
「うーん、なんか違うんだよなぁ。
こんな感じ!」(やって見せるだけ)
練習すればそのうちできるよ!」
と言うだけで、具体的なアドバイスはなし。
こんな「指導」をされたなら、どう思いますか?
私なら、「もっと分かりやすく教えてー!」
と心で叫ぶと思います。
毎回こんな指導なら、
おそらく上達できないと思いますし、
100%挫折すると思います。💦
「できる人」と「教えられる人」は違う
このコーチに足りないのは、 「伝える力」 です。
デキる指導者は、たとえば、、、
「息継ぎのときに
顔を水面から上げすぎているね。
これだと体が沈んでしまうから、
目線をこんな感じで前に向けて、
水の上にギリギリ口だけ出すイメージで息を吸ってみよう。」
・・・というように、
相手の課題を的確に伝えて
それをどう解決するかを
具体的に教えることができます。
それがあるからこそ、
教わる側も 納得感を持って練習できるし、
着実に上達できるのです。
「できた!」を生み出すには、言語化がカギ
「自分ができたんだから、誰でもできる!」
これはただの根性論。
講師やインストラクター、
あらゆる分野の指導者に求められるのは、
相手が出来るように導く力です。
具体的には
「言語化力」と「伝える力」
です。
そのためには
☆ 熟達するまでのステップや
必要な能力・スキルが明確になっている
☆ それぞれのステップを
どうやって練習すればいいか
分かりやすく伝えられる
☆相手の様子を観察し、
どこが足りてないか、間違えているかなどを
相手が分かるように伝えられる
これらが正確にできればできるほど
「私もできた!」という人を増やすことが出来ます。
「自分は気づけば出来るようになっていた」
というだけでは
相手に結果を出させてあげることはできません。
あなたの知識や経験で
より多くの人の成長をサポートできるように、
ぜひ、言語化と伝え方を意識してみてくださいね😉
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。