自分らしさで愛され、望む未来を実現する☆
元テレビ局アナウンサー
伝え方&マインドコーチ
小紫真由美です。
出張先での
新入社員研修の仕事が終わりました。
社会人としてスタートをきったばかりの若人たち。
もう「伸びしろ」しかないので、
眩しくてしかたありません。
そんな皆さんが、
グループワークやトレーニングなどに
懸命に取り組む姿を見て、何度も胸が熱くなった二日間。
気分はまるで母親です。(笑)
新入社員の皆さん、脳の仕組みを知って「自信がない」を乗り越えよう
さて、私が研修の仕事で強く思っていることがあります。
それは、
受講した皆さんが自分の伸びしろを感じて、
「自分はもっとできそう♪」とか「こんなことがやりたい!」という
期待感(ワクワク)を持ち帰ってほしいということ。
逆に言うと、受講者の方が
「自分はダメだ」と思う状態には絶対にさせたくないのです。
そのために、あの手この手を使っています。
研修やコーチングの仕事をしていると、老若男女問わず
「自信がない」という方にお会いします。
それも、少なくない頻度で。
まだこれから!という伸びしろだらけの新入社員の方でさえ、
例外ではありません。
これまでにも、集団でいるときは活発に見える人が、
直接私のところにやってきて、
「私、自信が持てないんです」
と打ち明けてくれたことが何度もあります。
同期の仲間とグループワークやディスカッションをする中、
どうしても他の人の良さを目の当たりにし、
それに比べて自分は、、、と思ってしまうようです。
、、、分かりますよ。
私自身もそうだったから!
「なんでみんな、こんな深い洞察が出来るのー?」
「うわ!この人、頭いい!」「みんな、こんな難しいこと知っているんだ💦」
などなど、
他の人が眩しくて、他の人の持っているものがうらやましくて。
「なんで自分はこんなことも知らないのだろう。」
「なんで、こんな平凡な意見しか出せないんだろう?
こんなんでやっていけるだろうか?」
と不安になったり、自信を失ったり。
そんなことを何度も繰り返しました。
そして長年、「自信が持ちづらい自分」のことが嫌でした。
でもね。ある時、気づいたんです。
私は、自分が持ってないものにばかりフォーカスして、
自分がすでに持っているものに目が向いてなかったなあって。
そう思えたきっかけは、
「ネガティブバイアス」という脳の特性を知ったこと。
実は人間の脳には、
ポジティブな情報より、ネガティブな情報を重視する傾向があるんです。
この特性によって、
たとえば、10回褒められても、
たった1回ダメ出しされた記憶の方が強く刻まれ、
その結果、自分はダメだと自己評価が下がる可能性があるのです。
これは心理学の研究でも明らかになっています。
それを知ったとき、
自信がない自分が悪いわけじゃなかったんだ!
と気づいてラクになったんですよー^^
研修でも、折に触れてそのことをお伝えすると、
「自信がない」って言っていた方も、
ホッとした表情でうなづいてくれたのでホッとしました。
知識やスキルをインプットすることも大事だけれど、
「自分が自分のことをどう捉えているか」って、
やる気やパフォーマンスに大きく影響します。
だからこそ、
「出来てないこと」や「持ってないもの」が見つかったら、
意識的に、その10倍、
「出来ている事」や「手にしているもの」を探して(必ずある!)
それを言葉にして自分に伝えてほしいです。
私も人間だから、
人と自分を単純に比べて凹むこと、いまだにありますが、
そんなときも、意図的に
「でも私は、頑張り屋だし、面白いし、人情に厚いし、
信頼できる友人はいるし、息子はいいヤツだし(笑)、愛されてるしー」
というように、延々リストアップします(笑)
そのうち、結構気分が晴れるんです。
コレ、すぐに実践できて、効果が実感できるのでおススメです。
たった1点を見て
自分はダメなんて思わないで、
どうかその何倍も持っている良さや出来ている事に目を向けてほしいです。
そのことを声を大にして伝えていくつもりです♪
最後までお読みいただきありがとうございました。