自分らしさで愛され、望む未来を実現する☆
元テレビ局アナウンサー
伝え方&マインドコーチ
小紫真由美です。
「共感を生む発信のコツ|“成功より挫折”が信頼を生む理由とは?」
つい先日、
SNSやブログで
「新人アナウンサーだった頃、
生放送でアドリブが効かず
なかなか自信が持てなかった・・・」
と書いたところ
読んだ方から
「私も新人の頃は自信がなかったです!」
「色々と努力を積み重ねて来た結果
今のこむちゃんがあるんですね〜!」
「そんな過去があったとは!」
・・・など
沢山のコメントをいただきました。
この時だけに限らず、
中学時代にいじめにあった話や
高校時代に不登校気味だった話など
時々投稿する昔の苦労話や失敗談って
いわゆる成功体験を書いたときよりも
反響が多いんです。
【苦労話や挫折体験が相手の共感を呼ぶ】
というのはプレゼンやライティングの鉄則です。
その理由は、大きく2つあります。
1. 「自分と同じ」と思えるから
成功話ばかり聞いていると、
読み手(聴き手)は
「この人はすごいなあ…」と感じる反面、
「でも、私にはとても真似できないかも」
「なんだか、自分とは違う世界の人だなあ…」
そんなふうに思ってしまいがちです。
でも、
「生放送でうまく話せなくて、泣きながら帰った」
「ブログ一記事書くのに半日かかって叫びたくなった」
、、、のような話には、不思議と親近感が湧くもの。
「ああ自分もそうだったなあ」
「この人も昔は苦労したんだ」
「この人も私と同じ人間なんだなあ」
そう思えると
一気に距離が近づくんですね。
2. 「乗り越えたプロセス」に励まされる
失敗談や挫折体験には“ドラマ”があります。
悩んだ。迷った。落ち込んだ。
でも、そこから少しずつ前に進み、克服した・・・
この“プロセス”が、読む人を勇気づけるのですね。
成功だけを語るより、
そこに至るまでのプロセスを
“等身大”で伝えることで
何倍も人を惹きつけることができます。
3. 「信頼」が生まれるから
あなたの苦労話や挫折体験は
相手に
「この人なら話せそう」
「この人なら、私の悩みも受け止めてくれそう」
──そんな安心感や信頼感を与えます。
あなたが過去に悩んだこと、
つまずいたことを正直に伝えることで、
「私と似たことで悩んでいたんだ」
「わかってもらえそう」
と相手の心も開きます。
これこそが「相手を信頼する」関係の始まりです。
繰り返しになりますが
【プロとして信頼】されるためには
成果や実績の話もとても必要です。
でも、その“裏側”で迷い、悩んできた経験は
相手の共感と信頼を生む
最大の材料になります。
あなたの失敗談や苦しかったプロセスは、
いま誰かが抱えている課題や悩みを
「あなたも乗り越えられるよ」
と励ますメッセージになります。
乗り越えてきたあなただから伝えられる
“あの頃の体験”を
ぜひ書いてみてくださいね。
共感される発信のコツは以下にも書いています。
共感される発信のコツ|プレゼンでも文章でも使える“心を動かす伝え方”
参考になれば嬉しいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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