おはようございます!
節分用に知人からいただいた豆菓子のハマってしまい、
朝食前に、ほぼ満腹になってしまった小紫です。
豆まきセット
ちなみに、昨日の「豆まき」は、
鬼を怖がる息子そっちのけ?で
親のほうが盛り上がってしまいました。
「昔ながらのイベント」大好きです♪
さて、今日は、「人に可愛がられる話し方」について。
アナウンサーとして入社して間もなくのころ、
先輩から、仕事のレクチャーを受けました。
ある項目について説明を受けているとき、
その内容は、以前、
別の先輩に教えてもらっていたと気づいたんですね。
「知っていることを先輩に話してもらうのは、
申しわけない」
そう思った私は、
何気なく一言を発したのですが・・・
その一言が
先輩の反感をかってしまいました。
こちらです!
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「それは知ってます。」
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一瞬だけ沈黙があり、先輩は、低い声で、
「あ、そう。」と言ったあと、
明らかにムスッとした表情になってしまいました。
説明のしかたも、急に雑に・・・。(涙)
何気ない一言、何も考えずに発した一言ですが、
これって、
指導してくれる人や目上の方には、言ってはいけない言葉だったんですね。
「わかってます。」
「それ、知ってます。」
これらは、
言われた途端、テンションが下がる言葉と思っていた方がよいでしょう。
なぜか。
この言葉は、人の持つ2つの欲求を傷つけるからだと私は考えます。
その欲求とは
「優秀でありたい」欲求と「役に立ちたい」欲求。
人には、多かれ少なかれ、自らの「優秀さ」を示したい欲求があります。
持てる知識を披露したり、人に教える・・・という行為も、
その欲求を満たす一つの方法ではないかと思うんです。
同時に、「人にとって役立つ存在でいたい」
こういう欲求が、だれの中にも
あるのではないでしょうか?
役に立てていると感じることで、
私たちは、自らの存在価値を確認できるからです。
それは、自己肯定感を高めることにつながるんですよね。
私が先輩に言った
「それ、知っています。」という言葉は、
先輩の中の、二つの欲求&自己肯定感を傷つけたのではないかと
思っています。
さて、この一件から、私が得たこと。
それは、
目上の方や年配の方と話すときの「スタンス」です。
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その場で一番、無知な人間になる
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作家の吉本ばななさんは、文芸批評家である父の吉本隆明さんから、
「その場で一番の馬鹿になりなさい」
と言われたといいますが、これって名言だと思います。
馬鹿・・・つまり、一番物事を知らない人として存在する。
そのことで、
我々は、多くの知識や情報はもちろん、
人の好意まで得られる・・・と言うと、おおげさでしょうか。
でも、想像してみてください。
もし、あなたがよく知っていることについて、
「よく分からないんですけど。」
「教えてください。」
そう言ってくる人がいたら?
そういう相手には、自然と教えたくなるし、
「分からないって素直に言えるなんて、謙虚な人だな」という
印象を持つのではないでしょうか?
もちろん、知っているのに、
わざと「知らない」と言う必要はありません。
でも、「教えていただく立場」を意識することで、
結局は自分が一番「得」をするということは確かだと思うのです。
私自身、これを意識することで、
目上の方や尊敬する方との関係が明らかに変わりましたから・・・!
あなたは、その場で一番「知らない人」になれますか?
ただ・・・そうは言っておきながら、
夫に注意されると、すぐに「私も分かってたよ。」と答えてしまう私って・・・。
可愛がられる妻になるには、まだまだ修業が必要です。(>_<)
金曜日ですね。
今日は夫が休みなので、
仕事が一区切りついたら、ランチでも行きたいところですが・・・。
間に合うかな?
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