怖い自己紹介

おはようございます。
売れる話し方＆セルフプロモーションの専門家　小紫（こむらさき）真由美です。
先日、売らない販促コンサルタントの渋谷雄大さんのセミナーに参加しました。
いやあ～、ここ数年で受講したセミナーの中で
も1、2位を争う素晴らしい講義でした。
数多くの現場経験に裏打ちされた方法論やノウハウといった
内容の素晴らしさはもちろんのこと、
私が感銘を受けたのは、
渋谷さんのプロとしての責任感や情熱でした。
私も、もっともっとお客様と真剣勝負で関わっていこう！という
プロ魂に火がついています。
新しいノウハウを得て終わり・・というセミナーでなく、
このように、自分のプロ意識を刺激してくれる
尊敬できる人とのご縁を得られたことが何よりの喜びです。

　　　渋谷雄大さんと　　ご縁に感謝！
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■私、そんなこと言っていないのに！！
私はところで、このセミナーで、実は衝撃的なことがありました。
冒頭、参加者がペアになって、
お互いに1分ずつ自己紹介をやったんですね。
私のお相手は、会うのは2回目ですが、
お互いの仕事内容はあまり知らない
Sさんという女性。
彼女に伝えた私の自己紹介はこんな感じでした。
「小紫真由美です。私は『売れる話し方』の専門家です。
売れるというのは、仕事がとれる話し方という意味です。
『初対面の相手になかなか自分を印象付けられない、アピールできない・・・。』
という方が多いのですが、
私は、2、3分のトークで、自分の魅力をPRし、
そこから仕事につながる話し方をお伝えしています・・・。」
練り上げたキャッチコピートークです。
私の専門性がばっちり伝わったはず！と
自分では思っていました・・・。
さて、問題はこのあと。
自己紹介を終え、今度は、
相手のことを他のメンバーに紹介するという、
いわゆる「他己紹介」を行いました。
その時に、Sさんが私を紹介したコメントに、
私は愕然としました・・・。
「小紫さんは、えーーーと、話し方・・・を教えていらっしゃいます。
話し方や・・・初対面のときの？印象を2、3分で良くする方法などを
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教えています。」
？？？・・・言っていません。（泣）
「印象を良くする」？
一言も、そんなことは言っていないんです。
こちらのブログを購読いただいている読者様には
お分かりいただけると思いますが、
私が伝えているのは、単なるスピーチや印象力ではありません。
もちろん、それも教えますが、
軸になっているのは、
あくまで「仕事がとれる話し方」。
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ここに特化しているわけです。
でも、伝わっていなかった・・・。
落ち込みましたよ。相当・・・。
他にも、会場には、
facebookなどで、私のプロフィールを見て、
「元アナウンサー」という文言から、
自動的に私を「話し方教室の先生」！と思っている方がいました。
私の専門性である「仕事がとれる話し方」の
「仕事がとれる」の部分は相手のイメージに残らず、
後半の「話し方」の部分だけが、伝わっているってことですよね。
■人は、自分が聞きたいように聞いている。
渋谷さん曰く。
「人は、自分にとって初めての概念を理解しようとするとき、
それまでの自分の『既製概念』と勝手に結びつけて理解してしまう」。
そうなんです。
例えば、
「元アナウンサー」というと、即、
スピーチ、話し方の専門家と結びつける人が
多いのではないでしょうか。
これは、
自分の中で勝手に相手のメッセージを変換しているということなんです。
同じことがあなたにも起きているかもしれません。
自分がやっていることが「誤解」されて
伝わっていく・・・これは怖いことです。
■キャリアにあぐらをかかない
そもそも人が、他人の話を、最初から多いなる関心を持って聞く・・・
なんてことは、ありえませんよね。
この事実を肝に銘じ、
聴いていないと、相手のせいにせず、
メッセージがちゃんと伝わる工夫をする・・・これが
伝え手の責任であり、プロとして仕事をする人すべてに必要な努力でしょう。
たとえば、
強調したい言葉は大きく、ゆっくり話す。繰り返す。
質問して、会話に相手を参加させる。
「え？何、それ？」というような、意外な言葉で相手の耳を開く。

・・・というように。
私自身、これらすべてを実践しているつもりでしたが、
やりすぎるくらい徹底してやらないと、伝わらないんだ！と教えられました。
そして、もし、これを確実に、より戦略的に実行できたら、
私自身の仕事をとれる話し方の「打率」はもっと上がるはずなんです。
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これって、もちろん[[name1]]さんにも当てはまることだと思うのです。
■誤解は大変なことを引きおこします・・・
自分の強みや専門性・・・
これを伝えることを怠ったが最後、
私たちのビジネスは、かなり厳しい道を
たどることになります。
なぜなら、あなたの本当に役に立てる人＝ターゲットでない人を
集めてしまうことになるからです。
私の場合でいえば、主宰する「仕事をとれる話し方セミナー」に、
前述のSさんの話を聞いた人が、
「印象をよくする方法」や「イメージコンサルティング」のようなことを
期待して来たとしたら、
私は、その方たちを決して満足させられないでしょう。
そのことはおのずと不満を生み、
私自身の評価を下げることにつながるのです。
これほど、怖いことはありません。
キャリアが長く、人脈のある方ほど、
自分の専門性が周囲に伝わっているはず！と
思い込んでいる傾向にあります。
あなたはいかがでしょう？
●自分の強みや専門性が周囲にちゃんと認知されている・・・
そう言いきれますか？
●あなたのトークは、あなたが望むお客様を
惹きつけていますか？
私も、この部分の「精度」をもっと磨いていこうとおもいます！
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、どうか心温まる三連休＆クリスマスをお過ごしください。
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