こんにちは！！
伝えるだけで売れてしまうセルフプロモーションコンサルタント
小紫 真由美です。
◆人が育つ条件
先日、久々にＮＨＫの「プロフェッショナル」を観ました。
ご存知の方も多いと思いますが、
この番組は、
各界の道で活躍するプロフェッショナルの仕事ぶりや生き様を伝える番組。
今回の主役は、
子どもを延ばす教育・授業で知られているある小学校教師。
20年間に渡って、
学級崩壊したクラスを建てなおし、
子どもたちを伸ばしてきた教師が実践していることは
子育て中の親だけでなく、
私のようなコンサルタントやコーチ、講師、そして上司といった
人の成長支援に携わる者にとって、必見の内容でした。
今回と次回は、この番組から学んだ
「人が育つ基本条件」について考えてみたいと思います。
この教師の子どもたちへの関わりの中でも、
私が一番感心したのは、
この方の、子どもに関わる距離感です。
運動会のため編成された「応援団」のメンバーに、教師は言います。
「去年と同じことをやっていたら、カッコ悪いよね。
だから何か新しいことをやろう」
そこからが、「ドラマ」でした。
応援団長に立候補したのに選ばれなかった子が、
やる気をなくし、練習を妨害する。
ダンスの振り付けを子どもたちだけで
一から考えることにしたものの、全然思い浮かばない。
運動会当日が近づいても、
子どもたちの足並みはそろわず、いつまでも演技がしあがらない、、、
問題山積み。いったいこの先どうなるのか、、、という展開の中、
この先生が何をしていたのか。
子どもたちにアドバイスをしたわけでも
ふざけている子たちに注意をしたわけでも
振付の方法をアドバイスしたわけでもありません。
基本は、
ただ、少し離れたところから、じっと子どもたちの様子を見守っていました。
一見、何もしていないようにも見えるこの行為。
しかし、それがいかに大変なことか。
一度でも真剣に人を育てたことがある人なら分かると思います。
私も途中で思いました。
さすがに、ここまで子どもたちが悩んでいるなら、
大人が救いの手を伸ばしてもいいのでは・・・？と。
しかし、、、それは私の「甘さ」だったと気付きました。
この先生、ただボーっと子どもたちの様子を見ていたわけではありません。
番組を注意深くご覧になった方は分かるかもしれませんが、
教師は、非常にシンプルですが、
子どもたちの成長を引き出す、ある２つの行動をとったのです。
私は、これこそ、人の能力を引き出す関わりに一番大事なことだと
実感したのですが、、、。
さて、この教師は、いったい何を実践していたでしょうか？
次回は、私なりの視点で、その「答え」をお伝えし、
私たち、人の成長を支援する人間が、絶対に押さえておきたい
根っこの考え方を共有したいと思います。
次回を楽しみにお待ちくださいね＾＾
それにしても、
人の可能性って、本当に計り知れないなあと心から実感する
今日このごろです♪
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