新潟在住のフリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、

小紫真由美です。

 

今日は高校生の皆さんに「コミュニケーション」についてお話させていただきました。

「伝える」ことの難しさ、奥深さを実感。

私が伝えたことが響いた人もいれば、ピンと来なかった人もいるかもしれない。

それでも、今、まっすぐな気持ちで伝えたメッセージの ほんのひとかけらでも

彼ら彼女らの心に残っていて、いつか、何かの力になれたら、私はそれで本望です。

そう。
今すぐ分かってもらおうとするのでなく、相手が分かるタイミングを待つ事も大事だと思うんですよね。

人それぞれのペースや優先順位がありますからね。

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「伝えよう」「伝えたい」と熱を入れれば入れるほど、

なぜか相手との距離が空き、伝わらない。

そんなふうに感じた事、ありませんか?
私はかつて、そんな感情をたびたび味わったものです。


仕事でもプライベートの人間関係でも、

こんなに一生懸命伝えているのに

相手のことを思って言っているのに

なぜ分かってもらえないんだろう?」

そう感じることが、しょっちゅうありました。

でも、ある時、気づいたのです。

「自分の思いを分かってほしい」という気持ちが強いほど、見えなくなっていたものに。
それは、

相手の気持ち

でした。
「相手のために」熱心に伝えているつもり。それは偽りのない気持ち。

でも、やっていることは「説得」であり、
相手を動かそうとする行為でした。

相手が身構えるのも当然です。

そして

「相手に分かってもらいたい」

その気持ちを脇において

「相手の事を分かろう」と努力し始めてから、少しずつ

相手も私の言葉に耳を傾けてくれるようになりました。

 

自分の思いが伝わらないと感じる相手がいるのなら

まずは

自分が相手の気持ちを知ろうとすること。
相手の話に耳を傾けること。

上司と部下

友人同士

提供する人とお客様

「分かっているつもり」でいることこそ、実は分かりあえない理由かもしれませんね。

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息子よ。あなたの気持ちを分かっていないことが多くてごめんね。
母、修業中です(汗)

 

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