伝わる話し方の専門家、小紫真由美です。
地元の新潟西ロータリークラブで
「人財を引き付ける組織とは」というテーマで
講演(卓話)をさせていただきました。
(肩書きがフリーアナウンサーになってますが、組織開発コーチとしてのお仕事です✨)
会場に行くと、
なんと、昔の勤め先、TeNYテレビ新潟時代の上司、先輩が2人もいて、慌てました💦
一応、講師歴15年ですので、ドキドキを態度には出しませんが、
内心、普段とは違った緊張を感じながらのトークでした。(*^^*)
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さて、
ロータリーの会合に参加した経験がある方はご存知だと思いますが、
卓話って、わずか30分しかないんですよね。
いやあ・・・実際問題、30分で伝えるって、なかなかハードです!
ほとんどのプレゼンの流れは、
聴き手である経営者の皆さんの
興味、関心をつかみ、
↓
なるほど!と納得してもらい、
↓
考え方や行動に何らかの変化を起こしていただく。
・・・という構成なのですが、
30分で、それを実現しようとすると、
いつも以上に、シナリオを練りこむこと、そして、入念なリハーサルが必要です。
とくに、短いスピーチでは、時間に余裕を持って
シナリオを作っておくことが肝要!
実際の現場では、ちょっとしたアドリブや、参加者とのやり取りで、
想定以上に時間を取られるなんてこともあるからです。
どれだけ入念に準備をしても、ライブでは何があるかは分からない。
これが鉄則です。
ですので、プロの伝え手は、「もし時間がずれて、15分しか話す時間が無くなったら、
どこを削って、何をメインに話そうか」などということを
シミュレーションしているのですよ^^
もちろん、私も。
「へー、すごいなあ。さすがプロ。」って思ってくださったあなた、
ありがとうございます。(笑)
でも、そこまで準備するのは、本番の怖さを知っているからであり、
自分の身を守るためでもあるんです。
まあ、こんなふうに言っていますが、
バッチリ準備したつもりでも、終わってみると「あそこはああしたほうが良かったな。」
「あの事例を紹介すれば良かった。」なんていうように、反省点は毎回あります。
プレゼン道に頂点なし。
もっともっと技を磨き、伝わる喜びを体感したいです☆