こんにちは!
アナウンサー&対話力コーチの小紫真由美です。
今日午前中は、「ナレーション収録」の仕事でした。
私が大好きな「表現」と「声」の仕事で、
テンションが上がっています^^
さて。
「小紫さん、<『自己アピールが大事』って言われますけど、
私、『自分が、自分が』って、
前に出るの、好きじゃないんですよね・・・。」
こう切り出したクライアントのTさん。
「どうも、自分を売り込むとか、目立つって、私の性格にも
志向にも合わないんです・・・。
それでも、それでも、やっぱり、アピールしたほうがいいですか?」
Tさんはため息交じりに言います。
企業内で研究開発に携わるTさん。
自分の意見や主張も明確に持ちつつ、
控え目な性格のTさんが言うと、
なんだか説得力があります。
彼女と同じような理由で、
「自己PRが苦手。」と思っている方、いらっしゃると思います。
ただ、
もし、あなたが、Tさんのように、
「自己アピール=自分が目立とうとすること」
と考えているなら、ぜひお伝えしたいことがあります。
それは、
「自己アピールと自慢はちがう」ということです。
突然ですが、あなたは、次のようなコメントに対し、
どう思いますか?
「長期の休みは、ほとんど、モナコの別荘で過ごしています。」
「いいなあ。私には関係ない世界だわ。」と思いますか?
それとも、
「これって、自慢でしょ!こっちは近場の温泉が精一杯なのに・・・。」
そう思うかも知れません。
でも、もし、このコメントが、
富裕層向けに、海外の高級リゾートを紹介・販売する人が、
お金持ちのお客様に言ったものだとしたら・・・?
(まさに自分がそうです!という方もいるかもしれませんが)
これは、単なる自慢ではなく、
むしろ、
相手を安心させる材料になるのではないでしょうか?
つまり、「ああ、この人も、海外でのリゾートを
経験していて、現地での事情をよく分かっているな。」と
共感してもらえるということです。
想像してみてください。あなたが顧客の立場なら、
「私は、海外のリゾートを紹介しますが、
私自身は、外国での生活した体験がないんです。」という人と、
「自分自身も、海外のリゾートを満喫している」と言う人の
どちらの話を聞きたくなるかということを・・・。
同じコメントが、単なる自慢にも、
相手を安心させる材料にもなるってことなんですね。
自慢と自己アピールを分けるもの。
それは、ずばり
「その言葉が、だれのために発せられたものか」ということ。
自分の優越感を満足させたいためにするのが自慢。
自慢は、自分が言いたいことを、
その場の話題や相手の関心に関係なく、
「自分が言いたいから言う」というものです。
一方で、
私はあなたのニーズを満たし、お役に立てる存在です。」
という相手目線で、自分の実績や強みを伝えること。
これは、相手の安心や信頼につながり、
決して、自慢や「厭味」にはなりません。
これぞ、私がおすすめする自己アピールです。
自己アピールとは、相手メリットなんですね。
営業やお客様との会話で、相手を安心させ、
「この人の話、もっと聞きたい!」と期待させる
自己アピールは、不可欠のものなんです。
Tさんに、このことを伝えると、
「自己アピールが相手のためになるって考えがなかったです。
自分を売り込むってことじゃないと思うと、気がラクになりました」
安心したような声が返ってきました。(^-^)/
今日のまとめ
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単なる自慢と自己アピールはちがう。
だれのために、どんな目的で言うかを意識し、
相手目線の自己アピールをしよう!
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お互い、本気の自己アピールで、良い仕事をしましょう^^
さて、午後からは、札幌の方と、スカイプで打ち合わせ。
世界のどこにいても、仕事ができる時代になりましたね~。
あなたも、素敵な週末をお過ごしくださいね!
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Coach Com代表 小紫 真由美