おはようございます!
アナウンサー&「伝わる力」の専門家、小紫真由美です。
先日、クライアントさんと対面でコンサルティングをしている際、
ふと、その方が、涙する場面がありました。
守秘義務があるので、詳細は伏せますが、
その方の胸の内にあった、いろんな感情が、私の発言によって
引き出された形でした。
涙は、素直な感情の表れ。
そこには、何の「構え」も「壁」もなく、自分を開示してくれる
クライアントさんの姿がありました。
それを見て、私も思わず涙・・・。
経営者であるその方には、プレゼンや会話のスキルについて
コンサルティングをしてきました。
交わされる会話は主に、
ビジネスシーンを想定した、知識やノウハウの伝授。
気持ちの交流よりも、互いに、頭で考えて会話することが多かったと思います。
クライアントさんへ信頼や尊敬の気持ちは以前からあったものですが、
今回、その方の「素直な感情」に触れたことで、
私の奥にある感情も引き出され、
結果、お互いの距離感がぐっと縮まったと感じています。
私は、この「感情の交流」が、人との関わりでとても大事だと考えています。
「ビジネスに感情を持ちこむな」
という言葉もありますが、むしろ
「感情が、ビジネスを動かすのだ」
と言いたい気持ちです。
これは、感情的になれ!と言っているわけでなく、
自分の中に起きた感情を、素直に伝えてみよう

ということなんですね。
先ほども言いましたが、
感情の表出は、自己開示・・
つまり、「あなたに本当の姿を見せています」という証です。
だからこそ、私たちは、相手の生身の感情に触れた時、
相手に対する警戒心や「構え」を取り払うことができ、
安心感や信頼感を感じるのです。
人は、安心感を覚えてこそ、
はじめて本心を相手にさらけだせるようになります。
営業の場面でも、安心感があってこそ、
相手の本音を聞き出す、相手の本心をつかむことができます。
それは、その後の交渉が成功するかどうかのカギをにぎっています。
私たちは、ややもすると、お客様の話を聞くとき、
事実や課題にのみ、意識を向けがちです。
でも、相手の「気持ち」に関心を向け、
感情に近づくことがもっと大事なんですね。
そのためには、自分から、
素直に感情を伝えてみるということも一つの方法です。
難しいことでなくていいんです。
その場で味わっている自分の気持ちを一言伝えてみましょう。
例えば、お客様との初対面の場で、
「なんだか、緊張します。」と自分から素直に伝えてみる。
そして、「○○さんは、いかがですか?」
とふってみると、意外に、相手も「実は私も緊張しています。」
と返してくるかもしれません。
相手が、本音や本当の気持ちを話しやすくなる・・・そんな状態を
自分からぜひ作っていきましょう。
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私は、「説得力を高める伝え方」の部分を担当します!
では、今週も、最高の一週間にしてくださいね!

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