おはようございます。
アナウンサー・対話力コーチの小紫です。
昨日日曜日は、久々に親子3人で過ごせる貴重な休日でした。
どしゃぶりの雨にも負けず、車でお出かけしたのですが・・・。
またもや、息子の「イヤイヤ攻撃」に振り回され、
お父さん、お母さんはヘロヘロになってしまいました(泣)
今の息子は、とにかく好奇心が押さえきれないらしく、
自分の興味のある場所に一歩足を踏み入れたが最後、
そこがスーパーであろうが、公園であろうが、
決して、その場を離れようとしません。
なだめても、お菓子で釣ろうとしてもダメ。
無理に連れ帰ろうとしたら、ひっくり返って泣き出す始末。
先日は、保育園の帰り、どうしても自転車に乗らないと
泣きわめき、夜の8時まで親子で外で過ごしました(涙)
あ、こんなふうに書くと、
「子育てって大変そう。小紫さん、辛そう」と思われるかもしれません。
それについては、息子の名誉のためにも言っておきますが、
決して、大変な体験ばかりではありません。
「良い思い」も沢山させてもらっているので(笑)、ご安心くださいね。
ただ、「息子怪獣」との格闘は、この先も続きそうですから、
体力だけはつけておこう!と思います。
では、今日のお題です。
いきなりカミングアウトなんですが、
テレビやラジオのアナウンサー時代、
私は、仕事に幸福感や充実感を覚えることがあまりありませんでした。
(こんなこと、言ってしまっていいのでしょうか。)
それはなぜか。
あの頃、私を動かしていたのは、
主に「恐れ」や「不安」といったネガティブな感情だったからだと思います。
例えば、何か新しい仕事を頼まれたとき、
当時の私は、ほぼ自動的に
このように考えていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「この仕事がうまくできないと、大変なことになる」
「失敗は許されない。失敗したら、周囲に認めてもらえない」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だから、私は、周囲の期待値にこたえるため、必死で頑張りました。
頑張った分、それなりの成果を出すことができ、
周囲からもまずまずの評価をいただいたのですが・・・。
私が得たものは、「なんとか、クリアできた」
「合格点を出せた」という安堵感であり、
大きな喜びや充実感はありませんでした。
そして、ミスでもしようものなら、
その都度、自分はダメだと思い、クヨクヨした気分を引きずっていました。
今振り返ると、なんてもったいないことをしたんだ!
と悔やまれます(泣)
本当に人生を損した気分です。
さて、その後、コミュニケーションや心の勉強を重ね、
自分自身の心の動きに気づいた私は、
「怒りや不安」のプログラムを、自分の手で書き換えました。
「希望や期待」に基づいて、動くことを選択したんです。
新しいことに取り組むときや何かを決断するとき、
「できないと、大変なことになる」と考えるのではなく、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これができたら、もっと良いことが起きる。」
「これを機に、もっと成長できる。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と考えるようになりました。
希望や期待を元に動くと、
エネルギーがどんどん湧いてくるのを感じます。
うまくいけば最高にうれしいし、自信がついて、自分が好きになります。
たとえ失敗しても、
それを「成長のチャンス」と思えるので、深く落ち込むことはなく、
「次はどうしようか」と未来に視点が向かいます。
おかげで、今の私は、夢や「やりたいこと」でいっぱいです。
周囲の言動や仕事の結果に、必要以上に振り回されることがなくなりました。
幸福感が多いと、それは、話し方や人への接し方にも
表れるため、人間関係もグッと良くなりました!
頑張れば頑張るほどヘトヘトになっていたあのころとは正反対です・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなたを動かしているのは、恐れであることが多いですか?
それとも、希望であることが多いでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一見、同じ行動をとっていても、この違いが結果的に、
仕事や人生に大きな違いを生み出します。
「自分を支配する考え方に気づくというのが大事だというのは分かるけど、
理屈だけじゃなく、私にも実践できる方法を教えてよ・・・」という
方もいらっしゃると思います。
次回は、自分の中の恐れや不安を、
希望や期待に書き換える具体的なステップや方法を
お伝えします!