伝わる話し方&聴き方の専門家 小紫真由美です。
シルバーウィークを利用して、
念願の 「黒部峡谷トロッコ列車の旅」へ
行ってきました。
時速20キロで、ガタゴト進むトロッコに乗り
頭上にそびえる、切り立った山並み、
青緑色に澄んだ川の流れ、
紅葉と新緑の入り交じった景色・・・
まるで異国に来たような高揚感を味わいました。^^
行きのバスではおおはしゃぎだった息子が
肝心のトロッコの中で眠ってしまったことは、誤算でしたが・・・。(汗)
朝早かったので仕方ないかな。
それも含め、忘れられない思い出になりました。^^
☆★☆━━━━━━今日のレッスン━━━━━━━━━☆★☆
【何度言っても動かない相手を動かす『魔法』】
何を隠そう、我が家の旦那様は
片付け下手です。
下手というか、モノを捨てない性格といったほうが適切かもしれません。
彼の部屋には、必要な資料に混じって、
もう見ない書類やらDMやらが、いつまでもそのままになっていて、
足の踏み場もない状態でした(涙)
(ちなみに、掃除はそれなりにやっているので、不潔ではありません。本人の名誉のため)
私は、結婚以来、数年は、ことあるごとに
「片付けて。」「モノを捨てて。」と言い続けてきましたが、
生返事ばかりで一向に効き目なし。
以降は、ガミガミ言うのがイヤで、好きにさせていたわけです。
・・・が、最近、成長した息子の教育上、それも良くないなあと思い、
ある作戦に打って出ました。
それは・・・「魔法のメッセージ」
ある時、食後のリビングでくつろぐ主人に語りかけました。
私:「ねえパパ、パパ専用の書斎があったらいいと思わない?
一家の長としてふさわしい書斎が・・・。
頑張ってるパパが、帰宅して
心からくつろげて、リフレッシュできたら素敵だと思うんだよね・・・。
DVDみたり、本読んだりして、ゆ〜ったり過ごせる場所があるって、どう?」
夫:「おーーー!いいね。それ。」(今までにない、目の輝き!!)
私:「欲しい家具があったら、買ってもいいよ。」
夫:「家具はいいけど、さすがに部屋は片付けようと思っていたんだよ。
いらないもの、全部捨てるわ・・・。」
なんと!その翌週、休日を利用して
主人は、大きなゴミ袋4つ分の不要品を処分。部屋は、スッキリ・・・とまではいきませんが
ずいぶん広々となりました。
淀んでいた空気まで綺麗になったみたい(笑)
「パパ、すごいね〜!」と褒めちぎったことは言うまでもありません。
な〜んだ、こういうことだったのね。
やっぱりね、相手に「◯◯して」と強制してもダメなんですね。
言えば言うほど、相手は動かなくなります。
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現状を否定するのでなく、
相手がワクワクするような理想の未来をイメージさせること。
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これが、本人が自ら動きたくなるヒケツです。(もっと早くやればよかった・・・)
イメージのパワーは絶大です。人はイメージに引っ張られ、行動しますからね♫
このスキルは、お客様との会話でも活かせますよ。
「その商品を購入したら、どんな未来が待っているか」をイメージしてもらいましょう。
お客様が、「その商品がある暮らし」に憧れ、望むことが、購買の原動力です。
そうそう。
我が夫が、自ら部屋を片付けたのには、もう一つ、理由がありました。
これまた、「やろうと思いつつ、なかなか動けない」人には役立つことです。
次回、お伝えしますね。