伝わる話し方の専門家 小紫真由美です。
最近、読んでヒットした本。
【10歳から身につく 問い、考え、表現する力】 (NHK出版)
著者の斉藤淳(じゅん)さんは
山形の公立高校から米国の名門イェール大学に進み、さらに指導者を務めます。
しかし、その地位を捨てて帰国。
故郷の山形と東京で、
「子ども達に、これからの時代を生き抜くために必要な
『自分の頭で考え、新しい価値を生み出していくための勉強』を教える塾を開きました。
この本には、
・これからの時代を生き抜くために必要な力とは?
・なぜ勉強の喜びを感じられないのか?
・ペーパーテストで測れない能力の大切さ
・「問う力」はなぜ大事か。
・「考える力」を育てる方法
・・・などなど
我が子の成長を願い、日々試行錯誤しているお父さん、お母さんへの
ヒントが詰まっています。
私自身、「良かれ」と思ってやっていたことが、
我が子の成長を邪魔していた可能性に気づき、
軌道修正のきっかけをもらいました。
まずは親である私が変わらなきゃ(汗)
子を持つ親だけでなく、部下を持つ上司にも一読をお勧めする一冊です。
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さて、本題はここから。
なんと、著者の斉藤先生が新潟に来て下さることになったのです。
本を読んで、「この方のお話を、ぜひ多くの親ごさんに聞いてほしい!」という気持ちが高まり、
ご本人にラブコール。(メール)
非常にお忙しい方ゆえ、「ダメでもともと」という気持ちでしたが、
とんとん拍子で話が決まりました。
開催は6月11日(土)
これから、チラシを作ったり、聴講者を募集したりと、やることがいっぱいです。
周りからは
「すごい行動力だね!」「動くの、早い!」と言われていますが、
一方で、「もし人が集まらなかったら、どうするの?」
「先生にちゃんとお支払できるの?」と心配してくれる人もいます。
でも、私が今考えているのは、
「人が集まらなかったときのこと」でなく、
「沢山の方に来ていただくために何ができるか」ということだけです。
そのために、出来ることは全部やるつもりですし、
それで万が一、思い通りいかなくても、
誰も傷つけることはありません。
変な言い方ですが、経費のことは、私が責任をとればいいだけです。
今は、一人でも多くの親御さんや教育に携わる方に
斉藤先生のお話を聞いていただきたい。
その気持ちだけです。
きっと、だれもが、
「こんなふうになりたいな。」
「こんなことがやりたいな。」
という願望を持つと思います。
でも、多くの人は
「難しそう。」
「どうぜ無理だろう。」
「もし失敗したらどうしよう。」
という「出来ない理由」に足がすくんでしまうようです。
失敗を恐れる気持ち、私もよく分かります。
でも、そんなときは、
自分が恐れていること、不安なことをしっかり書き出して
「どうすれば対処できるのか」を考え、手を打っていくしかないんですよね。
よく「念ずれば叶う」と言いますが、私は その言葉に違和感を覚えます。
動かずに、ただ願っているだけで実現する・・・そんな「棚ぼた」はないですから。
正しくは、
念じて動けば叶う
ではないでしょうか。
思いが本物なら、自然に、実現に向けて動きだせるから。
本気の思いと行動はセットなんです。
動かなければ失敗はしない。
でも
動かなければ、絶対に成功もしない。
どこかで聞いた言葉を忘れないでいようと思います。