伝わる話し方の専門家、フリーアナウンサーの小紫真由美です。
週末は満開の桜をめでる旅でした。
こちらは村松公園。桜のカーテンをくぐって歩きました。
桜・・・。会えるのは限られた時間だからこそ、こんなに惹かれるのかもしれません。
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【あなたに救われている人がいる】
テレビ局のアナウンサーだったころは、
「私、こんなのでいいのかな・・・?」といつも悩んでいた気がします。
先輩や同僚に比べ、
アナウンスのスキルも番組への貢献度も劣っている気がして
しょっちゅう落ち込んでいました。
そんな私を支えてくれたのは
視聴者の方からのお手紙やメッセージでした。
「仕事から疲れて帰ってきて、(テレビの中の)あなたの笑顔を見るとホッとします。」
とメッセージをくれた学校の先生。
不登校で苦しみながらも、
「コムちゃん(私の愛称)を見ると元気が出ます。」
と、手紙をくれた女の子。
アナウンサーとして、特に秀でたところがあるわけでもない私でしたが、
それでも、
そんな私の存在を喜んでくれる人がいました。
その事実が、どれだけ私を力づけてくれたか分かりません。
自分の能力に自信が持てなかったり、
人と自分を比べて落ち込んだり、
「自分なんて大した事ないなあ」と思ったりすることが
あると思うんです。
でも、安心してください。
目の前に見えなくても、必ずあなたの存在に救われている人はいるはずです。
人は、
あなたがスゴイひとだから
優秀だから
人より優っているから・・・
あなたを愛してくれるわけではありません。
あなたが自分でダメだなあと思っている、欠点こそが
あなたが愛される理由かもしれないのです。
極端なことを言えば、
つい弱みや愚痴ばかり言ってしまう・・・という、一見ネガティブなところさえ、
相手にとっては、「人間らしい。」「だから私も自分の本音を飾らず言いやすい。」と
思われているかもしれません。
いつも自信満々の人が、周りの人を元気にするとは限りませんから。
だからね、自分を否定する必要は全くないんです。
私はダメだ
と思うのではなく
私はダメなところもある。でも、同じぐらい良いところもある。
こういう考えで、ちょうどいいんじゃないでしょうか^^
あなたの存在に救われている人は必ずいます。
なのに、あなた自身が、自分を否定するなんて、やめましょうね☆
自信満々!(笑)