フリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
父の日を前に、兵庫の父親リクエストの「おかき詰め合わせセット」を送りました。
「砂糖がいっぱいついているのが好きや。」というので(笑)ざらめのおかきを沢山いれましたよ。
喜んでくれるといいなあ・・・。
さて、
昨日は、駆け込みダッシュで2つのセミナーに参加。
2つとも「人材育成」がテーマだったのですが、
ふたを開けると、どちらも「コーチング」についてのお話でした。
コーチングに関しては、10年間、プロコーチ養成機関でトレーナーを務めていたぐらい、
私の「母体」になっているものですが、
講師によって、どんな伝え方をするのだろう・・・と興味深く、受講しました。
2つのセミナーに参加し、強く感じた事は、
「同じ題材でも、伝える人が違うと、響き方がまるで違う!」ということです。
読者の中にも同業の方がいらっしゃるかもしれませんが、
講師という立場は、本当に影響力も責任も大きいですね。
受講者の皆さんの貴重な時間、お金を預かっていることを考えると、
有益な学び、ノウハウを伝えるのはもちろんですが、
それは言うなれば、最低条件かもしれません。
さらに大事なことは、
講師自身が、自らが伝える内容を、今現在、実践していること。
そう思うのです。
講師自身の現場実践力・・・とでもいいましょうか。
これは、
講義の鮮度、躍動感、伝達力にそのまま反映され、結果として、受講者の成果にも関わってくる。
私はそう考えています。
講師は、登壇してしゃべっている間だけの職業ではないんですよね。
(実践が伴わない人の講義って、失礼ですが、言葉が上滑りしているなあって感じます。(*´Д`))
尊敬している先輩講師の方は、
それ以外の時間も、常に「自分自身のあり方はどうなのか」を問いかけていらっしゃいます。
私も、そうであり続けたいです。
「メッセンジャー(言う人)」だけでなく、実践がともなう「ジッセンジャー」でいたい。
厳しいですが、そのほうが、断然楽しいと思います。