フリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
昨日は、父の日大作戦!
お菓子作りが得意なママ友に教わりながら(言われるがまま・・・)
丸一日かけて、なんとか出来上がりました。
ケーキとクッキー。
手間も時間をかけた分、出来上がると達成感もいっぱいです。
不器用がにじみ出ているのは、多めに見てもらうとして、味の方は・・・
主人と息子には大好評。「もう一切れ」とお代わりするうちに、あっという間に「完食」してくれました。
喜んでくれる人がいるから、作りたくなっちゃうんですよね。
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【言葉のチカラ、言葉の限界】
この仕事をしていると、
「言葉の力」について感じることが多い。
たった一言で相手を力づけたり、その逆に傷つけてしまったり。傷ついたり。
そんな言葉の威力を思い知るときがあれば、
伝えたくてもうまく伝えきれない「言葉の限界」を痛感することもある。
つい先日、大切な肉親を亡くした方と話していて、そう思った。
今の私の伝えたいこと、心の中の思いを、的確に表す言葉が見つからない。
何を言っても真実じゃない気がして、もどかしかった。
それでも、ようやく絞り出した一言に、
相手は涙を流して喜んでくれた。
「真由美ちゃんの言葉に救われた。」と。
言葉のチカラは万能ではない。
状況によっては、むしろ言葉がなくても分かりあえることも多くある。
しかし、
言葉がなくては、決して伝わらない思いもある。
言葉には、誰かを後押しするパワーも確かにある。
口が上手いとか、滑らかに話せるとか、そういうレベルではなく、
相手を全身で受け止めた結果の、相手に寄り添える言葉を伝えていきたい。