フリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
今回の訪問で改めて感じたのは、
韓国の人が家族・親族の絆をとても大事にしていること。
妹の嫁ぎ先も、韓国の義父、義母とその子ども夫婦、孫たちが一同に集まる機会を
月に数回設けているそうです。
互いの家に訪れ、その家のお嫁さんが作った手料理をいただきながら
子育てや仕事、社会情勢について、思いつくままに話が弾みます。
今回、たまたま私たち親子も参加したのですが、
旦那さん同士も奥さん同士も仲が良く、イイもんだなあ・・・と思いました^^
(そうじゃなければ、辛いだろうな 汗)
さて・・・
この集いのメインいベントは、子ども達のプレゼンテーション(発表)。
下は5歳から上は中学生のいとこたちが、一族の長である、おじいちゃんに向かって
最近自分が頑張ったことをテーマにプレゼンをするのです。
その後、おじいちゃんから、ねぎらいの言葉とともに、一人一人に、お小遣いが渡されると・・・いう流れ。
身内の関係なので、適当に済ませるのかな・・・と思いきや、そうではなく、
子ども達は、何日も前から、話す内容を練ったり、リハーサルしたりと
本番に向けて真剣に備えていました。← 素晴らしい!
親も 我が子の良さが十分にPRできるよう、話の組み立て方や立ち居振る舞いを
指導します。
若干、親の方が熱心な気もしましたが・・・(笑)。
当日は、「レゴブロックの作品をたくさん作った。」という5歳児の発表や
「英語のディベート大会で勝った。」という報告など、
楽しいプレゼンが場を沸かせました。
なかでも一番盛り上がったのは、、、
飛び入りで参加した、我が息子の空手の演武。
リハーサルを繰り返したせいか、堂々と決まりました。
空手という日本の文化をネタにしたところも良かったね。
自分がしゃべりたいことでなく、
相手が聴きたくなるネタ選びは大事なんだなあ。
何より、ハングルを話せない息子が、言葉の壁を パフォーマンスで
乗り越えたことも、プレゼンがウケた理由の一つだと思います。
言葉で伝わらないことも、見せれば、まさに「一目瞭然」。
息子よ、おぬし、なかなかやるのう。
これは、ビジネスのプレゼンでも同じことですよね。
「やってみせる」プレゼン、機会があれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
それにしても、
このように、大人数の前で自分の考えを述べる機会を日常的に持つというのは
良いことだと思います。
伝わる喜び、伝わらない悔しさを感じながら、
練習を重ねていけますし、
良いお手本、反面教師(汗)を見ながら、自分のプレゼン力を磨けますから。
プレゼンにいついては、いろいろ伝えたいことがあるので、また書きますね。