フリーアナウンサー&伝わる話し方の専門家、
小紫真由美です。
私の仕事の多くは、
セミナーや研修の講師を務めること。
その一方で、自分が受講生になって、新しい情報やスキルをインプットすることもあります。
10年ほど前は、
地元新潟だけでなく、自分の監視なるテーマのセミナーには、
全国どこにでも、お金と時間が許す限り、参加したものです。
その経験は、無駄ではなく(当時は夫から散々非難されましたが・・・((+_+)))
今の仕事に活かされています。(と信じています)
ここ数年は、さすがに、かつての「セミナーオタク」状態ではなくなりましたが、
それでも、月に1~2回は何らかのセミナーに参加しています。
プロ講師である以上、常に新しい情報や視点を取り入れていないと
成長できませんものね。
・・・なんてカッコいいことを言いつつも、
毎回、ノリノリで受講しているわけではありません。
実は正直言いますとね、
自分でその気になって参加申し込んだセミナーであるにも関わらず、
セミナーの日が近づくと、必ず、気が重たくなるんですね・・・。
ようは、モチベーションが下がるんです。
これ、本当に不思議なんですよね。
申し込むときは「わー!このセミナー受けたい!」って、自ら望んだにも関わらずですよ?
なんで いざその時になると、ネガティブな感情になるのか?
以前、この話を書いた時、
何人かの読者の方から「私もそうなんです!」というメールをいただき、
私だけじゃないんだなあ・・・と、ちょっぴり安心?したのを覚えてます。
自ら申し込んでいたって、そうなんですから、会社や上司の命令で研修を受ける方は
もっと億劫なんだろうな・・・。
改めて考えてみました。なんでこういう感情になるのかなと。
これは私の分析ですが、
結論から言うと、
人というのは、変わることが嫌(いや)な生き物だから
という事だと思うのです。
セミナーや研修を受けて、新たなことを学ぶ=新たな行動を起こす
ってことなんですが、
今までと違うことをするって、ラクじゃないですよね・・・。
面倒ですよね。
それは、
今まで自分の慣れ親しんだやり方を変えることにもなるし、
人によっては、軽く自分(のスタイル)を否定されたような気持になるかもしれません。
新しいノウハウを実践しようとしても、最初からうまくいくとは思えませんし・・・。
なんて、こんな風に書くと、どんどんネガティブな気持ちにさせちゃいますね(^^;
新しいことを学ぶ事は、
未知の世界を知れて、楽しさもある反面、
相反した、わずらわしい、面倒という感情もつきものではないでしょうか。
子どもに宿題で間違えたところのお直しを命じると必ず渋りますが、
根底は似たような感情だと思うのです。
かといって、現状維持、今まで通りの、慣れたやり方を通せばいいのか?というと、
それはNO!
今までのやり方では上手くいかない、あるいは、これ以上の成長はないからこそ、
新たなことを学ぶのですから。
そこで、私は、セミナーを受ける前の「魔法の呪文」を思いつきました。
それは・・・
私はもっとラクになるため、幸せになるため
セミナー(研修)を受ける
今までの自分のやり方を変える=面倒くさい
という目先のことだけにとらわれず、
なんのためのセミナーか
を考えると、答は出ています。
もっと良い方法を学ぶ。自分をバージョンアップする。
その結果、仕事がもっとはかどったり、人生がうまくいったりする。
そのための学びですよね^^
もっとラクに、幸せになれるんだ!と考えたら、なんだかニンマリしてきませんか?