伝わる話し方の専門家、 小紫真由美です。
昨日は一日、新潟市で
接遇マナー研修の業務でした☆
初々しい新入社員の方を中心に、
自主的に参加されたベテラン社員の方も複数いらっしゃいました。
冒頭、「今まで、マナー研修を受けたこと、ある方は?」と聞くと、
およそ半数の人が手を挙げましたが、
「学んだ内容を実践しているよって方は?」と尋ねたら、
1人しか、手があがりませんでした。
えーーー!(*´Д`)
思わずコケそうになりましたが、
質問が悪かったかも。(汗)
「実践してない」というのは、おそらく謙遜(けんそん)でしょう。
慎ましやかな新潟県民の気性から考えて、
「はい。出来ています!」とは言いづらかったのでしょう。
実際のところは、
「学んだことをちゃんと実践できているか自信がない」というのが大方の
意見だと思うのですね。
うん、その気持ちなら、分かる気がする。
研修直後は、「ようし、学んだことを活かすぞ!
と、やる気満々でも、翌日から、怒涛の「目の前の業務」に追われるうち、
ついつい 学んだことが意識から飛んじゃう。
⇒スキルを使わないうちに、あいまいになる。
実践しない自分が気になりつつも、「まあ、やらなくても大きな支障はないし、まあいいか。」なんてことになる。
⇒せっかく学んだ知識が葬られてしまう・・
なんてことになりがちです。
中には、
「感じの良い挨拶やお辞儀のしかた、覚えたけれど、
周りの先輩もやっていないし、俺もやらなくていいか・・・。」
なんてケースもあるようで、
なんとも残念。
これでは、一日研修に時間を割く意味がないですよね。
そんなことに絶対にならないように、
私の研修では、
単発研修にありがちな、
「あとは皆さんの努力しだいです!頑張ってください!」
という形はとりません。
受講者お一人お一人の課題や行動計画を明確にしたら、
それを確実にやりつづけられる「しくみ」を提案し、
研修後の日々こそ、本番!
を合言葉に
継続的にサポートしていきます。(^^)
今回の皆様も、
きっと、半年後、着実に スキルが定着し、
成長していることでしょう。☆
個人のやる気に任せるだけでは限界があります。
人が成長できる「環境」を作ること。
それが何より大事だと思う 研修講師15年目の私です。
大空に向かって、咲き誇る花。 見習いたいです。^^