伝わる話し方の専門家、小紫真由美です。

自他ともに認める私の特技(クセと言ってもいいかも)は

「知らない人に話しかけて、すぐに打ち解けられる」ことです。

 

ごく自然にやっていることなのですが、

家族や友人から、「それすごいなあ」「なかなか出来ないよ」と何度も言われるうちに、

特技だと分かったわけです。

 

ちなみに・・・何も考えず、目に付く人、誰にでも話しかけていたら

ただの「危ない人」になってしまいますので、

 

私なりに、その場の状況や空気、

相手の表情、間合い・・・etcを呼んで

お声をかけているということはお伝えしておきますね。(念のため)

 

さて、

今回は、

この特技のおかげで目撃した「驚きの出来事」を紹介します。

 

先日、近所のファミレスで食事をしていたところ、

私の隣に 30代半ばと思われる女性と、その子どもらしき女の子が座りました。

 

パッと見たところ、

女性は口を真一文字に結び、眉にシワが寄っています。

ちょっぴり恐く感じる表情でした。

女性は小さな声でメニューを注文すると、その後は

子どもに話しかけることもなく、

無表情のまま、スマホを見ています。

 

その後、

私は自分の作業(パソコンに向かっていた)に集中していたのですが

 

しばらくして、

ドンドンとソファに伝わる「振動」に驚き隣を見ると、女の子が

靴を履いたまま、座席に上がったり降りたりを繰り返しています。

 

本来なら、親の「出番」ですが、テーブルの向こうにいるお母さんは、

ちらっとその様子を見たまま、

特に注意もせず、またスマホに目を落としました。

 

「あちゃー。タイミングを見て、私が伝えたほうがいいかなあ・・・」

と思っているところに

メニューが到着。

 

私は再び、目の前のパソコンに向かって作業を始めました。

 

しばらくして、また隣を見ると、

女の子はフォークを手に持って、上手にパスタを食べています。

3,4歳ぐらいの小さな子どもが親の手も借りず、1人で静かに食事ができるなんて

すごいなあ。。。

 

そう思った私は思わず、

「一人で上手にお食事できて すごいねえ」と女の子に話しかけていました。

 

母親は一瞬、怪訝な顔をしましたが、すぐに

「あ、、はい」と、照れたような笑みを浮かべました。

母親が笑うと、女の子も何か嬉しそうにしゃべりました。(内容は聞き取れませんでした)

「何歳ですか?」

「3歳です」

「へえ!3歳でこんなに上手に一人で食事できるなんて!

ママのしつけが良いんですね。きっと。」

と感心して言うと、

「うふふ」と嬉しそうな女性。

 

この人、こんなに優しい表情をするんだね・・・。

 

その次の瞬間、女性は女の子の方を見て、

ここに来て初めて見せるような優しい笑顔で話しかけました。

「おいしい?」

 

女の子の嬉しそうなこと。

 

身体を上下させながら、ママにあれこれ話しています。

その後、穏やかに会話を続ける2人の声を聞くともなく聞いていると、

ふいに女性が立ち上がり、女の子の横(私の隣)に移動しました。

 

一体どうしたんだろう?と見ていると

女性は子どもを抱きかかえ、靴を脱がせたのです。

イメージ

ええー!

さっきまで見て見ぬふりして、放置していたのに!

 

私が女性に話しかけ、女性が笑う。
その女性が女の子に笑って声をかけると、女の子が笑う・・・

「感情は連鎖する」

ということを身をもって感じました。

 

たった一言や

ちょっとした笑顔は、

私たちが思う以上に

相手にとって大きな力を持っているようです。

 

大きな事、立派なことはできなくても、

「ちょっとした」周囲への関心を持ち続けていこうと思います。

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