伝わる話し方の専門家

小紫真由美です。

前回は

ある著名なコーチのコーチングを受ける中で、

私自身の強みや価値観を活かして生きるために

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クリアする課題がある
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と伝えられた話を伝えました。

コチラ→ http://self-promotion.jp/blog/archives/8087/

 

そこで告げられたことは、

「仕事で、人の役に立ちたい、価値を生み出したい!」という
私のこだわりは、本当の価値観ではない、、、

というもの。

 

一瞬、意味がわかりませんでした。

 

なぜなら、常日頃、

「私に仕事を依頼してくれる方に少しでも喜んでもらえるような仕事をしたい」
「ささやかでも、私が関わることで、良い影響をもたらしたい」

という思いが私の大きなモチベーションだったから。

 

いきなり、「それは真の価値観じゃない」と言われても、

「え?何のこと?」、、というのが正直な気持ちでした。

 

とはいえ、

そのコーチの解説を聞くうちに、
なんとな――く、思い当たること、納得する部分があったんです。

 

そのコーチは

「お客様の役に立ちたい」
「人にプラスの変化を提供したい」
「そのために、スキルや専門性を磨いてきた」

という私の話を受けて、

人の役に立つという「結果」に、私がこだわっていることを指摘しました。

そして、
「相手に役立てたか、それとも役立てなかったかという結果によって、

自分の価値が左右されている」

「『誰の役にも立てない自分には価値がない』
と思っていますよね」

と続けました。

これらのフィードバックは、「当たらずとも遠からず」というのが
率直な感想です。

「人に役立ってこそ、なんぼ」と思ってきたし、
「あまり役立てなかったな」と思うと、多少なりとも凹む自分がいるからです。

 

そのコーチ曰く、

世の中に価値を提供しようがしまいが、
何の役に立っていなくても、
私には存在するだけで価値がある

これが、頭でなく心で感じられること

自分の真の価値観を知る「前提条件」なのだそうです。

 

「なにもしなくても、ただ生きているだけで、私には価値がある」

このことが腹落ちしていれば、

価値を生み出すために頑張って仕事をする必要はなくなり、

「ただ、自分がやりたいから、やる」という自分基準の働き方
(つまり自分の価値観を活かした働き方)が
できるようになる、、、、というお話でした。

私はこれまで、

自分がやりたい仕事を自分で選び、
少なくとも

気が進まない仕事は請けてこなかったと自認しています。

 

ですが、
「お客様に価値を提供する」という結果を追求するあまり、
自分がやりたいことよりも、相手に喜ばれることを
優先してきた部分があったと思います。

「思います」という、曖昧な表現をするのは、
自分でも、まだよく把握できていないから。

でも、
心のどこかで、なんとなく満たされない感覚があるのは
事実で、今回指摘されたことと関係しているのかもしれない。

そう思ったんです。

「頑張って価値を生もうとしなくても、
何もしていない自分に、すでに価値がある」

頭では分かっても、
心の底から腹落ちしていない私。

大きな宿題をもらった気がしています。

 

コーチから頂いたアドバイスは、

日々、「感謝」をリストアップする

というシンプルなもの。

何もしなくても、毎日のように誰かから
恩恵を受け取っている。

そのことが実感できるようになると
はじめて、
次のステップに進めるそうです。

言葉にするとなかなかうまく伝えられないのですが、

直感で「やってみよう!」と思えるので続けてみます。

 

あなたは、「何もしない自分」に価値があると思えますか?

もし、心からそう思えないならば、

一緒に感謝を見つけるところから、やってみませんか?

 

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