~自分らしく生きたいあなたの思いを言葉にし、
一歩踏み出すお手伝いをします。~

伝わる話し方の専門家 小紫真由美です。

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3、4か月に一度、
歯の定期検診に通っています。

100歳になっても自分の歯で
美味しく食べられることが目標です。

さて、定期検診では、

歯や歯肉の状態とともに、

「歯の磨き残し」

もチェックされます。

 

当然ながら、
磨き残しが多いほど、
汚れが残っていることになるため、
虫歯になりやすいわけです。

ちなみに、
歯医者さんによると、

磨き残しが20%を切ると「合格」ライン

だそうです。

 

目標値を示されると、
俄然やる気になるのが私の性(さが)でして(笑)

毎回、検診の前には、
それはそれは丁寧に
時間をかけて歯を磨き上げます。

 

、、、ですが、

どんなに磨いても、
20%を切ることは滅多になく、

毎度のように歯磨きって難しいなあ、、、
と凹み(へこみ)ます。

 

ただ、
こういうとき、
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歯科衛生士さんがどんな
伝え方をするか
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によって、
ずいぶん気持ちが変わるんですよね。

 

ある衛生士さんには、

「あー、今回も結構、磨き残しが多いですね。
おそらく歯ブラシが歯に
当たってないと思うんですよね。

ポイントブラシも使って、
頑張って磨いてくださいね。」

と言われました。

 

こちらとしては、

ポイントブラシはもちろん、
歯間ブラシも使って
頑張って磨いているのですが、

「そこまでやってもダメなんだ、、、」
と凹んでいるところに、

こういう言い方をされると、
気持ちがドンヨリしました(笑)

 

一方で、
今回担当してくれた方は、
ちょっと違いました。

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「小紫さん、今回は28.8%でした!(明るめの声)
前回よりよく磨けていますよ。
この調子で20%を以下を目指しましょう。」
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まあ、
たかが歯磨きのことなんですが、
こう言われて、
私なんだか嬉しくなっちゃったんですよね。

 

彼女は、
良い悪いといった評価ではなく、

まず客観的な数値を伝え、

そのあと、

以前に比べて出来ていることを伝えてくれて

最後に、
目標に向けて背中を押してくれました。

 

その結果、

私の「やる気」が引き出され、

「あのー。もっときれいに磨きたいので、
もう一度歯ブラシの使い方を教えてもらえますか」
と自分からお願いしていました(笑)

 

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改善点を指摘するだけでなく、
良いところや頑張っているところも
しっかりフィードバックする。
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これって、
マネジメントや
育成においても大事なポイントです。

 

私たち人間は基本的に、
「欠けているもの」や「出来ていないこと」
に目が向く性質を持っています。

 

だから、
多くの人は、
なんの悪気もなく、
「出来ていないこと」を指摘し、

改善を促すという
指導スタイルにハマってしまうんです。

 

でも、こういう伝え方が続くと
言われた側は・・・

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「こんなに頑張っても、認めてもらえない」
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とやる気を損なったり、

相手に対し
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「自分のことを分かってくれない」
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という不信感を抱きかねません。

 

指摘をする目的は
相手がより良い行動をとる
ことですので、

相手のモチベーションを下げては
本末転倒なのです。

 

支援や指導の際は、
些細なことでも良いので、
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まず相手の出来ていること、
改善した点を見つけて、
伝えていただきたい
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と思います。

 

私も歯磨きがんばります!

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