~自分らしく生きたいあなたの思いを言葉にし、
一歩踏み出すお手伝いをします。~

伝わる話し方の専門家 小紫真由美です。

 

2度目のワクチン接種の後、発熱し、なぜかチーズケーキが食べたくなりました。

夫が買ってきてくれたレアチーズケーキとベークドチーズケーキ。

写真には写ってないけれど、
大きなホールのチーズケーキまで買ってきてくれて、感激。(笑)

全てありがたーく完食。

おかげで?無事回復しました。

 

 

さて。

以前の投稿で、

多くの組織(集団)において

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意味のない慣習や形式を守ることに
多くの意識や時間を使われており、
本来の目的が忘れられており、
結果としてイノベーション(成長や革新)が生まれづらい
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と書きました。

http://self-promotion.jp/blog/archives/8123/

 

その構造から脱出するためにも

「そもそも、コレってやる意味があるの?」という問いや違和感を
大事にする(見逃さない)ことが大事

と述べたのですが、、、

ここで1つ問題があります。

それは

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そもそも、同じ組織にずっといる人は
自分たちの組織の在り方に違和感を感じづらい

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ということ。

長年、同じ組織(共同体)で過ごすうちに、私たちは
そこで「良し」とされている価値観や慣習、モノの観方に
ドップリ染まってしまいます。

 

たとえ外から見れば、
どれだけ滑稽で無駄な慣習であっても、

内側にいる人たちにとっては、
ずっと続けられてきた「当たり前」なので、

自ら「これって、おかしくない?」と違和感を覚えづらいわけです。

 

しかし、中には、
組織の「変なところ」に気付き、それを声に出す人もいます。

こういう人は、その他大勢の「気付かない」人と何が違うのでしょうか。

その答えは、

「自分とは異なる価値観・文化を持つ他者との出会い」があるかどうか

です。

 

私たちは、自分とは異なった意見や視点に触れることで初めて、

それまで当たり前に思っていた考え方、価値観が、

そうではなかったと気づきます。

 

これこそが、イノベーションの生まれる「土壌」です。

 

 

私のささやかな体験です。

テレビ局から独立し、「フリーアナウンサー」になった頃、

私は営業活動というものを全くしていませんでした。

 

なぜなら、すでに独立しているフリーアナウンサーの先輩は

自ら売り込まなくても

それまでの縁やネットワークで

仕事を依頼されていた(そのように見えた)からです。

 

私は、彼女らの姿を見て、「待っていたら仕事がやってくるのだろう」
ぐらいに考えていました。

実際、いくつかの仕事は、待っていたら声をかけてもらえました。

 

しかし、それらは私にとって
本当にやりたい仕事ではありませんでしたし、
仕事の数も多くありませんでした。

 

行き詰まりを感じ、同業の先輩に相談したこともありましたが
「人脈が大事だよ」というくらいの
大まかなアドバイスしかもらえません。
(今となれば、そんな相談をすること自体、甘いのですが、、、)

 

そこで、私は異業種の自営業者の方が大勢集まる交流会に
参加するようになりました。

遅まきながら、自分を売り込むためです。

そこで出会ったフリーランスの「士業」や自営業者の方が、
多様なやり方で自分を売り込んでいる姿を見た時、

私はそれまでの自分の考えが
いかに甘かったか気付きました。

 

「仕事は頂くもの」という考えが

「仕事は自ら作り出すもの」

という考え方に更新されたのです。

 

そこからは、試行錯誤の始まりです。

どうやったら、自分の存在に興味を持ってもらえるか

役に立つ人間だと思ってもらえるか

自分なりに仮説検証を繰り返しました。

 

時間もお金もかかりましたが、ここまでやってこれたのは
あの時の悪戦苦闘があったからだと思います。

私の「変化」は、

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似たような境遇、感覚を持つ同業者ではなく、

異業種の、それまで会ったことがない方たちとの触れ合い

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がもたらしてくれました。

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自分と異なるものと出会い、
それまでの自分のやり方や「持論」を疑う事は、
成長や進化の「種」となります。

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今、「多様性」がこれほどまでに重視されている理由も、

そこにあります。

 

組織の中に多様な人材はいますか?

男性・正社員・日本人、似たような経歴、、といった同質の人ばかりで
構成されていないでしょうか?

自社以外の人達とどれぐらい交流していますか?

世の中の動きに関心を持ち、「新しい学び」を取り入れていますか?

 

自分と価値観や文化が異なる人と関わることは

違和感や緊張、ストレスを生みますが、

一方で、それまでにない発見や視野の広がりが得られ、

自分や組織の足腰を強くします。

違いはチャンス

なのです。

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