~自分らしさを開放して生きたい!~
そんなあなたの思いを言葉にし、
望む未来を作るお手伝いをします~
伝わる話し方の専門家 小紫真由美です。
ここ数日は、冬がぶり返したかのような冷え込みが続きましたが、
そんな中、今シーズンの滑り納め?と思い、湯沢のスキー場へ。
スキーの技術は相変わらずですが、
この景色を見るだけで、リフレッシュできます。
白銀、サイコー♡
さてさて。
先日、「伝わる話し方の極意」をテーマに、
限定セミナーを開催しました。
プレゼンや話し方のセミナーはこれまで何度も登壇してきましたが、
今回は、私にとっても「本邦初公開」の内容で、
とても大事なことをお届けできたと思っています。
伝わるプレゼンをするために、
技術はとても大事。
技術というのは、
相手を引き付ける話の組み立て方や
ストーリーの展開の仕方
言葉の選び方、、、はもちろん、
立ち居振る舞いや発声、アイコンタクトといった
その場での話し方
全てを含みます。
これは、通常のプレゼンセミナーでもお伝えしている内容です。
ただし、、、
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スキル、テクニックを完璧にマスターして、駆使すれば、
聴き手に伝わる(響く)か?
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というと、
そうでもないんですね。
ある1つの条件が欠けていると、どんなに技術を駆使しようと
相手に響かない、パンチが効かないプレゼンになってしまいます。
分かりやすいように例を挙げると、、、
たとえば、ある営業パーソンが自社商品を顧客にプレゼンするとします。
もしこの人が、心の中で、
「本当はこの商品、お客様にたいして役に立たないんだよなあ。
むしろお客様には、もっと安い別の商品のほうがおすすめなんだよな。でも、上司の命令で
単価が高い商品をおすすめしないといけないんだよなあ。
気が進まないなあ。、、、でも、仕事と割り切ってやるしかないか。」
こんなふうに思っていた場合、
どんなに良い声で、笑顔で、弁舌巧みに話したとしても、
本人の中にある「本当は売りたくない」という気持ちが迷いとなって
高確率で顧客に伝わってしまいます。
「この人、なんとなく不安そう」「なんだか違和感を覚える」という印象です。
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言っていることと実際に感じていることが一致していないと
伝わるパワーは半減します。
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つまり、
プレゼンが伝わるため、一番大事な条件とは
自分が心から信じていること、伝えたいと思っていることを伝える
これに尽きます。
こういうと、
「なんだ。そんな当たり前のことか。」
「自分が本気で思ってないことを伝えるなんてありえない。」
と思うかもしれません。
でも、私はそうは思えないのです。
なぜか。
これまで数多くのスピーチやプレゼンの場に立ち会ってきましたが、
その際、一番多く尋ねられたのが
「小紫さん、何を話せばいいでしょうか?」という質問でした。
自分の中に伝えたい思いがある人は、
こういう質問をしません。
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「どんなふうに伝えたら、言いたいことが伝わるでしょうか。」
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と聞いてくるはずです。
人はつい、
自分が一番伝えたいことでなく、「聴き手によく思われること」を
伝えようとしがちです。
でも、そこに真の伝わるパワーは宿りません。
人に伝える技術は大事。
でも、その前に、
自分自身が伝えようとすることに嘘がないこと。
それが何より大事なのです。