☆「伝わる力」を高め、
望む未来を実現するプロセスに伴走します☆
人も組織も伝え方(コミュニケーション)が9割
小紫真由美です。
小学生の頃、息子は、クラスの中でも背が低かったんです。
私が153センチしかないので、
それに似たのかなあと、ちょっぴり気になってました。
当時、息子と同じぐらいの背丈のお友達がいて、
その子のお母さんは「子どもの成長を促す!」と触れ込みのドリンクを
飲ませていました。
うちも飲ませた方がいいのかな・・・と思って、ミロを買ってきたのですが、
うちの子は飲んだり飲まなかったり…。
当時通っていた空手教室には
息子より体格の良い下級生もいて、その子と並ぶと本当に小さく見える。
本人は気にしてないかなあ。それも気になっていた私。
あるとき、
私、何気なく息子に言ったんです。
「身長が低くても大丈夫だよ。
成長のタイミングは人それぞれだからね。
高校生で急に伸びる人もいるし、20歳を超えてから伸びる人もいるって聞くよ。」
励ますような、そんな気持ちで。
でも、返ってきた息子の言葉は予想外でした。
「お母さん、俺は小さくてもいいんだけど。
小さかったらダメなの?」俺これで全然構わないよ。」
ハッとしました。
私の中に、いつの間にか、どこかから刷り込まれた
「男の子はある程度背が高い方が良い」っていう
無意識な思い込みがあったこと。
そして、それを無意識に息子に押し付けていたことに気づいたから。
すぐに
「確かにそうだよね。小さくても大きくてもどっちでもいいよね」と返しましたが・・・。
めっちゃ考えさせられました。
私の中にある「こうあるべき」という固定観念が、
知らないうちに息子に変なコンプレックスを与えたかもしれない。
息子が「反論」してくれたから良かったものの、
もし彼が「素直に」私の思い込みを取り入れていたら
背が伸びない自分を恥じて自信を無くしていたかもしれない。
そう思うと、今でもゾッとします。
「無意識」だから、自分ではなんの悪意もなく
むしろ「相手に良かれと思って」、押し付けがちな
固定観念やステレオタイプ。
でも、それが、自分や相手を苦しめたり、
可能性を狭めたりすることになりかねない。
だからこそ、まずは自分の中に刷り込まれている
「当たり前」を「それってホント?」と疑う必要があるんでしょうね。
でも、自分ではなかなか気づけない。
だから一番良いのは、私たちがお互いに「あれ?」って感じたときに
やんわりと伝えあうことだと思います。
「女性なら」「男の人なのに」
「母親なら普通は・・・」「そういうことは父親の役目」
「家族なんだから」
などなど
そういうのから、お互いにもっと解放されたいですね☆
#無意識の思い込み
#ありのままってこういうこと
#自分の当たり前は正しいとは限らない
やんわりと指摘しあえるようになるといいなと思います。
「女性なら」「男の人なのに」
「母親なら普通は・・・」「そういうことは父親の役目」
「家族なんだから」
などなど
そういうのから、お互いにもっと解放されたいですね☆