集客しなくても人が集まる秘密

セルフプロモーションコンサルタントの小紫（こむらさき）真由美です。

先月４月２９日。新潟県内の、
とあるレストランに四十人のゲストが集まりました。

小学校を改装したというレストランは予約が
なかなかとれない人気ぶりということだけあり、
とてもモダンでおしゃれな雰囲気。

 

とはいえ、会場は、新潟市内から一時間半もかかる山の中・・・。周りは田んぼばかりの場所に、
連休中（しかも夜）にもかかわらず、
40名もの人が集まったことは、ちょっと驚きに値することでした。

 

集まった人たちの目的はひとつ。あるパーティーに出席するためでした。

 

このパーティーを主宰したのは、私の友人で、新潟県燕市で
花のアトリエ「snowdrop（スノードロップ）」を経営する加藤恵（めぐみ）さん。
仲間内では「めぐちゃん」と呼ばれています。

 

アトリエをオープンした10周年に当たるこの日、
今まで支えてくれた人達を集めて謝恩パーティーを開いたのです。

実は・・・
パーティーの計画を彼女から聞かされた当初、連休中という日程を考えて、
沢山の方に来ていただくのは難しいかもしれない・・・という話が出ていました。

 

・・・ですが、そんな心配はすぐに吹き飛びました(^_^;)。

開催の案内を伝えるやいなや、「彼女にお祝いを伝えたい！」という方々が次々と集まり、
あっという間に満員に！

 

当日。

会場は、彼女が抜群のセンスでアレンジしたお花で飾られました。

 

お料理は、地元素材で作った美味しいフランス料理。

そして、パーティーは・・・

私は今まで、何百といったイベントのプロデュースや司会をしてきましたが、
ここまで、心が温かくなった経験はそうありませんでした。

参加したおひとりおひとりが、心からめぐちゃんが好きで、お祝いが伝えたくて、集まっている。
だからその場に真心が満ちあふれていたし、なんと言えない温かさに包まれていました。

だれもが彼女とのご縁を嬉しく思っている・・・。
私もその一人です。

 

今まで、彼女から有形無形の思いやりをいくつも受け取ってきました。

知り合って一年ほどですが、
二人ともおっちょこちょいで、トホホな失敗をやらかすという共通点があるせいか
不思議と気が合い、本音で語り合える仲です。

おバカなトークで笑い合うだけでなく、
落ち込んだ時は、親身になって私の話に耳を傾けてくれます。
私の誕生日には、仕事終わりの疲れた身体で車を飛ばしてフラワーアレンジメントを持ってきてくれました。

何より、周りの友人やお客様のことを本当に大事にする彼女の姿勢を心から尊敬しています＾＾

たくさんの優しさをもらいっぱなしだったから、
「めぐちゃんに何かあったときは、役にたちたい」とずっと思っていました。

だから、今回、パーティーを開催すると聞いたとき、
すかさず自分から「司会やらせて！」と立候補したんですよね。

彼女はとても喜んでくれ、私も
自分のしゃべる技術がこんなふうに役に立てることが嬉しかったです。(^^)

 

そして、多くの人が、私と同じ気持ちだったはず。

列席者の席札作りを一手に引き受けてくれた方、ビンゴゲームの景品を提供してくれた方、
前日にわざわざ会場まで下見に行ってくれた方。
ヘアメイクをしてくれた方々・・・。

誰もが彼女から受け取った愛情や優しさを返したくて、
自ら進んで「何か手伝うことない？」と申し出た人にばかりです。

彼女一人があくせく準備をしていたとしたら、
あそこまでスムーズに進行しなかったと思います。

まさに、みんなで作り上げた場でした。

当日は、宝塚の男役スターなみのフルメイクで輝く彼女の周りに、
一緒に写真撮影したがる人が後をたたず・・・

それはまるで披露宴と見紛うばかりの盛り上がりでした（笑）。※めぐちゃんは花婿募集中

沢山の方からお祝いや激励のコメントをもらって

「これからも精進していきます」と言っためぐちゃんは、ますますパワーアップして見えました。

「こんな良いパーティーないね。」「素晴らしかったね・・・。」
皆さん、口々にそう言いながら会場を後にされました。

 

司会者という立場もあり、一歩引いた場所から彼女を見ていて、学んだことがあります。

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その人が与えたものが、そのまま返ってくる。
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シンプルですが、これが人生の「公式」だと思います。

優しさや思いやりを受け取った人は心がそれを記憶し、
それを返さずにはいられないんですよね。

 

すごいな・・・と思うのは、

彼女は、だれにでもごく自然に優しくふるまえる。つまり、それが彼女の「普通」なんですね。
意図的にやっているわけでもないし、無理しているわけでもないんです。

ご縁があった人と真心で関わるから、そこにファンが生まれ、応援する人がどんどん増え、
結果として彼女の仕事が広がっています。

自分が与えたものが、結果となって返ってくる。
しかも、何倍もの「果実」となって。

化粧をにじませて嬉し泣きする彼女を見ていて、そう感じました。

そして思いました。

「人を集める」のでなく、「人が集まりたくなる」そんな自分になろうと。

そのためにも、
人に与える幅を日々、一ミリずつでも広げていこうと思います。

◆あなたの周りにいる人は、あなたから何を受け取っていますか？
◆あなたは周りのひとから何を与えられていますか？

 

今日はこの辺で失礼します。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

セルフプロモーションコンサルタント 「売れる自己ＰＲの専門家」

小紫真由美でした。