おはようございます。
対話力コーチの小紫真由美です。
前回、相手を注意する際に使いがちな、
NGワードとして「〇〇だからダメ」という言葉をとりあげました。
今日は、その続編。
「上手に叱るコツ」をお伝えしますね。
その基本は、
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相手の存在を否定するのではなく、行為を否定する
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ということ。
「君は、時間にルーズだからダメなんだ。」
というのではなく、例えば、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
君の、時間にルーズな点はよくないよ
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という言い方をしてみてはいかがでしょう?
前者からは、相手=「ダメな存在」という意味合いが感じられるのに対し、
後者は、ダメなのは、相手の行為(の一部)だという伝え方になっています。
少しの言葉の違いですが、
どちらのメッセージを受け取りやすいかと言えば、
断然、後者でしょう。
相手の存在ではなく、行為を指摘する言い方、
他にも、
―時間にルーズな点は改めてください。
―時間にルーズな点は、いただけないな。
―時間にルーズな点は、問題だね。
というように、色々考えられますね。
わずかな 言葉の違いですが、
そこを意識する。あえて、こだわってみる。
そのことで、
相手の気持ちに響く言葉を選ぶ「センス」が身に付いてきます。
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